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J-GLOBAL ID:201202210237484004   整理番号:12A1774108

ドメイン間のエネルギー的綱引きはHsp70分子シャペロンでアロステリックな活性状態を生み出す

An Interdomain Energetic Tug-of-War Creates the Allosterically Active State in Hsp70 Molecular Chaperones
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資料名:
巻: 151  号:ページ: 1296-1307  発行年: 2012年12月07日 
JST資料番号: A0707B  ISSN: 0092-8674  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Hsp70分子シャペロンのアロステリック機構はN末端のヌクレオチド結合領域(NBD)へのATP結合を可能とし,C末端の基質結合領域(SBD)への基質親和性と基質結合を変化させてATP加水分解を高める。ATP結合状態からADP/基質結合状態を繰り返すには,Hsp70が高いATPase活性のある状態になり,基質結合性のオン/オフ動態を素早く行う必要がある。著者らは,大腸菌Hsp70,DnaKの「アロステリックな活性」状態を捉え,NBD,SBDのβサブドメイン,SBDαヘリカルリッド,および保存された疎水性ドメイン間のリンカーなどの相互作用がリガンド結合部位間でのアロステリックなシグナル伝達をどのように可能にしているかを同定した。Hsp70のアロステリック効果は,ドメイン立体構造間のエネルギー的綱引きと二つの直交する接触面:NBDとSBD間,ヘリカルリッドとSBDのβサブドメイン間の形成から生じる。結果として生じるエネルギー的な緊張がHsp70の機能的性質の根底に存在し,リガンドやコシャペロンによる調節および進化を通じて「調整」されることが可能となっている。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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分子構造  ,  微生物の生化学 
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