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J-GLOBAL ID:201202210258280999   整理番号:12A1674113

唾液および口腔細胞のタンパク質のグリコシル化の比較構造解析:Candida albicans感染に対する先天的防御

Comparative structural analysis of the glycosylation of salivary and buccal cell proteins: innate protection against infection by Candida albicans
著者 (6件):
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巻: 22  号: 11  ページ: 1465-1479  発行年: 2012年11月 
JST資料番号: W0050A  ISSN: 0959-6658  CODEN: GLYCE3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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唾液および口腔細胞膜のN-結合型およびO-結合型グリカンの構造を,キャピラリーカーボン液体クロマトグラフィー-電子スプレーイオン化MS/MSを用いて解析した。唾液と口腔上皮細胞の膜タンパク質では,190種類のグリカンの構造は質的に同様であったが,量的には違いが認められた。唾液と口腔細胞膜の末端グリカンエピトープ構造は同様の相対強度を示したことから,唾液中の末端のN-結合型およびO-結合型グリカンの構造は口腔粘膜への病原体の付着を競合的に阻害するデコイ結合受容体として働いていると推定された。フローサイトメトリーを用いた結合アッセイを用いて,口腔細胞とCandida albicansとの相互作用を定量化した。その結果,唾液および唾液タンパク質から遊離したグリカンはC.albicansと口腔上皮細胞との相互作用を阻害することが分かった。以上より,病原体感染に対する唾液糖タパク質グリカンの防御的役割が示された。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
糖質・糖鎖一般  ,  生体防御と免疫系一般 

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