文献

J-GLOBAL ID：201202210267693961   整理番号：12A1186738

並列処理アーキテクチャとグラフィックカードを用いたラム波伝播のモデル化とシミュレーション

Lamb wave propagation modelling and simulation using parallel processing architecture and graphical cards

著者 (6件)： PACKO P (AGH Univ. Sci. and Technol., Krakow, POL) ,  BIELAK T (AGH Univ. Sci. and Technol., Krakow, POL) ,  SPENCER A B (Univ. Sheffield, Sheffield, GBR) ,  STASZEWSKI W J (AGH Univ. Sci. and Technol., Krakow, POL) ,  UHL T (AGH Univ. Sci. and Technol., Krakow, POL) ,  WORDEN K (Univ. Sheffield, Sheffield, GBR)
資料名： Smart Materials and Structures  (Smart Materials and Structures)
巻： 21  号： 7  ページ： 075001,1-13  発行年： 2012年07月 
JST資料番号： W0480A  ISSN： 0964-1726  CODEN： SMSTER  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 構造ヘルスモニタリング(SHM)を初めラム波を用いた欠陥検出法に関する研究は多いが,実際の工学的応用はそれほど多くない。その原因は個々に分散性を有する多モード,波動場を生じる境界からの反射や他の構造的特徴に伴う音波伝播などの複雑性にあり,複雑な形状の場合で高分解能の欠陥予測を行うためにはモデルの規模が大きくなり,計算に長時間を要する問題があった。本稿ではこの様な複雑な構造におけるラム波伝播の新しい並列計算法とその実行法を提案した。この方法では標準的PCの低コストグラフィックカードに用いられているGPU(Graphical Processing Unit)とCUDA(Computer Unified Device Architecture)を用いてラム波伝播のシミュレーションを行い,LISA(Local Interaction Simulation Approach)アルゴリズムにて実行したが並列計算に適する他のアルゴリズムも利用可能である。この新提案法によりモデル規模が大きい場合でも従来法に比して計算時間が大幅に短縮でき高い精度で予測できるので科学および工学上現実的に有用であることをシミュレーション結果にて示した。

シソーラス用語： 並列処理 ,  *Lamb波 ,  *音波伝搬 ,  マイクロプロセッサ ,  専用プロセッサ ,  プログラミング環境 ,  *超音波検査 ,  損傷検出
準シソーラス用語： *構造ヘルスモニタリング ,  GPU【プロセッサ】 ,  CUDA ,  数値シミュレーション

分類 (1件)： その他の音響応用  (BB03100I)

タイトルに関連する用語 (8件)： 並列処理 ,  アーキテクチャ ,  グラフィック ,  カード ,  ラム ,  波伝播 ,  モデル化 ,  シミュレーション