文献

J-GLOBAL ID：201202210304656060   整理番号：12A0810960

LPG,エタノール及びアンモニアを感知するナノ結晶性CrNbO₄ベースp型半導体ガスセンサの開発

Development of nanocrystalline CrNbO₄ based p-type semiconducting gas sensor for LPG, ethanol and ammonia

著者 (3件)： BALAMURUGAN C. (Dep. of Industrial Chemistry, Alagappa Univ., Karaikudi 630 003, IND) ,  BHUVANALOGINI G. (Centre for Nanoscience and Technol., Pondicherry Univ., Puducherry 605 014, IND) ,  SUBRAMANIA A. (Centre for Nanoscience and Technol., Pondicherry Univ., Puducherry 605 014, IND)
資料名： Sensors and Actuators. B. Chemical  (Sensors and Actuators. B. Chemical)
巻： 168  ページ： 165-171  発行年： 2012年06月20日 
JST資料番号： T0967A  ISSN： 0925-4005  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 低温のくえん酸錯体プロセスにより,ナノ結晶性ニオブ酸クロム(CrNbO₄)を合成した。調製したニオブ酸クロムを,熱分析(TG/DTA),XRD,SEM,TEM,エネルギー分散X線分光,拡散反射分光(DRS),インピーダンス分析及びBET表面積測定で特性化した。XRD結果によれば,800°C,2時間の仮焼の後に立方晶系のCrNbO₄が得られた。TEM分析によれば平均粒径は25nmである。DRSによるとバンドギヤップは2.08eVである。伝導度の温度依存性はArrheniusの式に従う。伝導過程の活性化エネルギーは0.41eVである。BET測定によればCrNbO₄ナノ粉末の表面積は32.36m²/gである。LPG,エタノール及びアンモニアについて,操作温度,気体濃度及び応答時間の各種制御因子の関数としてCrNbO₄ナノ粉末のガス感知挙動を調べ,感知能力はアンモニア(0.49)に比べてLPG(0.87)とエタノール(0.66)で大きいことが分かった。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： P型半導体 ,  *ニオブ酸塩 ,  *クロム化合物 ,  *ガスセンサ ,  反射スペクトル ,  正方晶系 ,  液化石油ガス ,  アンモニア ,  立方晶系 ,  ナノ粒子 ,  結晶粒径 ,  バンドギャップ ,  電気伝導率 ,  温度依存性 ,  Arrheniusの式 ,  活性化エネルギー ,  キャラクタリゼーション ,  脂肪族アルコール
準シソーラス用語： LPG【液化ガス】 ,  拡散反射スペクトル ,  電導度 ,  特性化

分類 (5件)： 半導体結晶の電気伝導  (BM03043X) ,  その他の物理分析  (CC03014E) ,  塩基,金属酸化物  (CD01030Z) ,  物理化学一般その他  (CB01030T) ,  脂肪族アルコール  (CF03090H)

物質索引 (1件)： エタノール

タイトルに関連する用語 (8件)： LPG ,  エタノール ,  アンモニア ,  感知 ,  結晶性 ,  P型半導体 ,  ガスセンサ ,  開発