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J-GLOBAL ID：201202210310424678   整理番号：12A1081269

P2PストリーミングにおけるNAT越えを考慮した配信木構築手法の提案

Proposal of a Method for Distribution Tree Construction on P2P Streaming System in Consideration of NAT Traversal

著者 (7件)： 山場久昭 (宮崎大) ,  鮫島慎治 (宮崎大) ,  池田匡視 (宮崎大) ,  油田健太郎 (大分工高専) ,  岡崎直宣 (宮崎大) ,  冨田重幸 (宮崎大) ,  PARK Mirang (神奈川工科大)
資料名： 情報処理学会論文誌ジャーナル(CD-ROM)  (情報処理学会論文誌 論文誌ジャーナル(CD-ROM))
巻： 53  号： 7  ページ： 1884-1890  発行年： 2012年07月15日 
JST資料番号： Z0778B  ISSN： 1882-7837  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： P2Pストリーミングによるコンテンツ配信を配信木を構成して行う手法は,高いスケーラビリティが実現できることで知られている。しかし,ネットワークへの接続にNATを利用しているノードは双方向通信ができないので,このようなノードの割合が多い現状では,配信木への参加成功率が低下するなどの問題が発生してしまうことが懸念される。そこで本論文では,配信木に参加済みのノードから新規参加ノードに向かってセッションを張る手法を併用することによって,この影響を抑える手法を提案する。さらに計算機実験を行うことにより,提案手法はNATを利用するノードが多い環境でも配信木構築への影響が少なくなることを確認した。(著者抄録)

シソーラス用語： *ストリーミング ,  *インターネット ,  経路選定 ,  木【グラフ】 ,  情報配布 ,  スケーラビリティ【計算機】 ,  ネットワークアーキテクチャ ,  通信網 ,  評価試験 ,  *移動通信 ,  通信操作
準シソーラス用語： NAT越え ,  ノード【通信】 ,  *ピーツーピーネットワーク ,  配信木

分類 (2件)： その他の情報処理  (JE15050M) ,  移動通信  (ND08030H)

引用文献 (10件)：

• [1] 安原健介, 日下卓也:PeerCastにおけるデータロスのない動的な自律分散型経路変更機能の設計と実装, 信学論D, Vol.J92-D, No.9, pp.1677-1681(2009).
• [2] 安原健介, 甲本卓也:PeerCastにおける動的な自律分散型経路変更機能の設計と実装, 信学技報, Vol.108, No.258, pp.7-12(2008).
• [3] 安原健介, 甲本卓也, 舩曵信生, 杉山裕二:PeerCastにおける経路の動的変更機能の実装, 信学技報, Vol.107, No.36, pp.27-32(2007).
• [4] 鈴木秀和, 宇佐見庄五, 渡邊 晃:外部動的マッピングによりNAT越え通信を実現するNAT-fの提案と実装, 情報処理学会論文誌, Vol.48, No.12, pp.27-32(2007).
• [5] D'Acunto, L., Pouwelse, J.A. and Sips, H.J.: A Measurement of NAT & Firewall Characteristics in Peer to Peer Systems, 15th ASCI (Advanced School for Computing and Imaging) Conference, pp.1-5 (2009).

タイトルに関連する用語 (6件)： P2Pストリーミング ,  NAT越え ,  配信木 ,  構築 ,  手法 ,  提案