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J-GLOBAL ID：201202210366953029   整理番号：12A0672617

隣接関係を保存した無線ノード位置推定手法の性能評価

Performance Evaluation of Topology Estimation in MANETs

著者 (2件)： 伊藤啓 (東京電機大 大学院未来科研究科) ,  桧垣博章 (東京電機大 大学院未来科研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 111  号： 469(IN2011 137-204)  ページ： 37-42  発行年： 2012年03月01日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 無線マルチホップネットワークにおいて,各無線ノードの位置を推定する手法が提案されているが,その多くが位置が既知の基準ノードからの距離に基づいて各無線ノードの位置を独立に推定する。この方法では,個々の推定誤差が小さくても無線ノード対の隣接関係が保存されないために,ルーティング等の応用において誤りを生じることがある。本論文では,隣接関係を保存する位置推定を実現するために,隣接関係から導かれる無線ノード位置を未知数とする連立不等式をより小さな計算量で解く手法を提案する。ここでは,直線上に配置された無線ノード集合を対象とし,隣接関係では位置関係を特定できない無線ノード集合をひとつの無線ノードへ集約し,集約された無線ノードの列を推定した上で充足するべき連立不等式を解く問題へと変換することにより計算量を削減している。実験により,提案手法が推定位置誤差を大きく拡大することなく,隣接関係を保存した計算時間の短い位置推定を実現することを示す。(著者抄録)

シソーラス用語： 通信網 ,  無線伝送 ,  ネットワークアーキテクチャ ,  *推定 ,  誤差 ,  経路選定 ,  不等式 ,  計算量 ,  CPU時間 ,  実証実験 ,  通信操作
準シソーラス用語： *ノード【通信】 ,  ルーティング ,  *位置推定 ,  確認実験 ,  計算時間 ,  推定誤差 ,  *無線マルチホップネットワーク ,  無線通信

分類 (2件)： 通信網  (ND07030A) ,  長さ,面積,断面,体積,容積,角度の計測法・機器  (AD05020O)

引用文献 (8件)：

• BOSE, P. Routing with Guaranteed Delivery in Ad Hoc Wireless Networks. Proceedings of the 3rd ACM International Conference on Discrete Algorithms and Methods for Mobile Computing and Communications, 1999. 1999, 48-55
• KAHN, J. M. Next Century Challenges : Mobile Networking for "Smart Dust". Proceeding of the 5th ACM International Conference on Mobile Computing and Networking, 1999. 1999, 271-278
• KARP, B. GPSR : Greedy Perimeter State-less Routing for Wireless Networks. Proceedings of the 6th ACM International Conference on Mobile Computing and Networking, 2000. 2000, 243-254
• LIN, X. Geographic Distance Routing in Ad Hoc Wireless Networks. 1998
• NICULESCU, D. DV based Positioning in Ad hoc Networks. Telecommunication Systems. 2003, 22, 267-280

タイトルに関連する用語 (6件)： 隣接関係 ,  保存 ,  無線 ,  ノード位置推定 ,  手法 ,  性能評価