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J-GLOBAL ID：201202210367842204   整理番号：12A0527516

電子バッファ層としてCuPcを取込んだ青色有機発光デバイスの性能向上

Enhancing Performances of Blue Organic Light-Emitting Devices Incorporating CuPc as Electron Buffer Layers

著者 (7件)： JIAO Zhi Qiang (Tianjin Univ. Technol., Tianjin, CHN) ,  WU Xiao Ming (Tianjin Univ. Technol., Tianjin, CHN) ,  HUA Yu Lin (Tianjin Univ. Technol., Tianjin, CHN) ,  BAI Juan Juan (Tianjin Univ. Technol., Tianjin, CHN) ,  BI Wen Tao (Tianjin Univ. Technol., Tianjin, CHN) ,  MU Xue (Tianjin Univ. Technol., Tianjin, CHN) ,  YIN Shou Gen (Tianjin Univ. Technol., Tianjin, CHN)
資料名： IEEE Electron Device Letters  (IEEE Electron Device Letters)
巻： 33  号： 3  ページ： 408-410  発行年： 2012年03月 
JST資料番号： B0344B  ISSN： 0741-3106  CODEN： EDLEDZ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 大型フラットパネルディスプレイなどでOLEDが注目されている。再結合領域のキャリアバランスを向上させる為にはキャリア注入の増大が重要である。本稿では,CuPc電子バッファ層を用いた青色OLEDを検討した。ガラス基板上にITO/NPB/N-BDAVBi/Bphen/CuPc/LiF/AlからなるOLEDを作製した。CuPc電子バッファ層の厚さは0~15nmとした。厚さ0~10nmのMoO₃正孔バッファ層をITO陰極とNPB間に挿入した。本OLEDの電流密度-電圧-輝度及びEL特性を測定した。この結果により,CuPcは電子注入を増大させることを示した。CuPc層は良好な電子伝導を有した。CuPcとMoO₃バッファ層の最適膜厚は10および2nmであった。出力効率は5.33lm/Wであった。

シソーラス用語： *発光ダイオード ,  *バッファ層 ,  フラットパネルディスプレイ ,  再結合 ,  キャリア注入 ,  酸化モリブデン ,  キャリア ,  電流密度
準シソーラス用語： ITO電極 ,  OLED ,  出力効率 ,  青色発光 ,  電子注入 ,  電子伝導 ,  有機発光ダイオード ,  有機発光デバイス

分類 (1件)： ダイオード  (NC03050R)

物質索引 (1件)： CuPc

タイトルに関連する用語 (7件)： 電子 ,  バッファ層 ,  CuPc ,  取込 ,  青色 ,  有機発光デバイス ,  性能向上