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J-GLOBAL ID:201202210404076100   整理番号:12A1691535

平滑筋細胞において,SIRT1はRFX5を脱アセチル化し,コラーゲンI型(COL1A2)転写の抑制を拮抗する

SIRT1 deacetylates RFX5 and antagonizes repression of collagen type I (COL1A2) transcription in smooth muscle cells
著者 (9件):
資料名:
巻: 428  号:ページ: 264-270  発行年: 2012年11月16日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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アテローム斑内の血管平滑筋細胞(SMCs)によるコラーゲンの発現が減少していることにより,線維性被膜を薄くすることに貢献し,粥腫崩壊の脅威を与える。コラーゲンI型(COL1A2)遺伝子を抑制するメカニズムの解明により,誘導併発症を阻止する新規な解決法になるかもしれない。著者らは以前に,Xボックスの制御因子(RFX5)がCOL1A2転写開始部位に結合し,その転写を抑制することを示してきた。ここで,著者らは,NAD依存性クラスIII脱アセチル化酵素であるSIRT1はRFX5と複合体を形成することを報告する。SIRT1或いは,SIRT1を活性化するNAD+を合成するNAMPTの過剰発現,或いはSIRT1アゴニストであるレスベラトールの処理により,RFX5のアセチル化を減少させ,RFX5によるCOL1A2プロモーター活性の抑制を中断させる。反対に,SIRT1のノックダウンやSIRT1阻害剤処理は,RFX5アセチル化を誘導し,コラーゲン転写の抑制を促進する。SIRT1は,その核排除及びCOL1A2プロモーターへのその結合をそぐプロテアソーム分解を促進することによりRFX5活性を拮抗する。炎症性サイトカイン IFN-γは,血管平滑筋細胞において,SIRT1発現を下方制御することによりCOL1A2転写を抑制する。それゆえに,著者らのデータは,SIRT1が,RFX5活性を制御することにより,血管平滑筋細胞におけるコラーゲン合成を維持するという新規な経路を証明したことになる。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
血管系  ,  細胞生理一般  ,  遺伝子発現 

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