文献

J-GLOBAL ID：201202210432357661   整理番号：12A1262564

ECAPプロセスCu-40%Zn黄銅における後熱処理の効果

Effect of post-heat-treatment in ECAP processed Cu-40%Zn brass

著者 (3件)： KIM H.s. (Korea Inst. of Industrial Technol., 7-47, Songdo-Dong, Yeonsu-gu, Incheon, 406-840, KOR) ,  KIM W.y. (Korea Inst. of Industrial Technol., 7-47, Songdo-Dong, Yeonsu-gu, Incheon, 406-840, KOR) ,  SONG K.h. (Korea Inst. of Industrial Technol., 7-47, Songdo-Dong, Yeonsu-gu, Incheon, 406-840, KOR)
資料名： Journal of Alloys and Compounds  (Journal of Alloys and Compounds)
巻： 536  号： Supplement 1  ページ： S200-S203  発行年： 2012年09月25日 
JST資料番号： D0083A  ISSN： 0925-8388  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,等チャンネル角押出(ECAP)にて製造したCu-40%Zn黄銅の結晶微細化と機械的性質を評価した。試料は押出を経て250°Cの温度にて4の歪高さまで繰返し圧縮した。再結晶熱処理は350°Cで20分実施した。電子後方散乱回折,ビッカース硬度と引張試験を行いECAP材の結晶粒界分布と機械的性質を評価した。ECAPパスの増加は初期試料の13μm(350°C/180分熱処理材)から4パス後の300nmまでの著しい結晶微細化をもたらした。ECAP後の後熱処理材も初期状態のそれより微細化結晶粒度(α相にて2.4μm,β′相にて4μm)を維持した。すなわち,伸び率の低下を伴わずに抗張力の改善となった。さらに,焼鈍双晶から発生したコインシデンスサイト格子境界が初期材料のそれらより大きく発達した。本研究では機械的性質の向上を結晶粒界分布の発達の観点から論じた。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *押出 ,  *黄銅 ,  *後熱処理 ,  *結晶粒微細化 ,  *機械的性質 ,  引張強さ ,  結晶粒界 ,  金属組織 ,  微小硬さ ,  伸び率 ,  プレス ,  コインシデンス格子 ,  焼なまし ,  双晶 ,  *SPD【塑性】
準シソーラス用語： *ECAP【押出】 ,  焼鈍双晶

分類 (3件)： プレス加工  (WC04050H) ,  変態組織,加工組織  (WB01030N) ,  機械的性質  (WB02030U)

タイトルに関連する用語 (5件)： ECAP ,  プロセス ,  Cu ,  黄銅 ,  後熱処理