文献
J-GLOBAL ID:201202210568481633   整理番号:12A0025734

アニオン性規則化を有する二重ペロブスカイトSr2FeMoO6-xNx(x=0.3,1.0)酸窒化物

Double perovskite Sr2FeMoO6-x N x (x=0.3, 1.0) oxynitrides with anionic ordering
著者 (8件):
資料名:
巻: 185  ページ: 18-24  発行年: 2012年01月 
JST資料番号: H0505A  ISSN: 0022-4596  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
組成Sr2FeMoO6-xNx(x=0.3,1.0)の新規な二つの酸窒化物二重ペロブスカイトを,アンモニア気流中でそれぞれ750°Cと650°Cでのか焼法により調製した前駆体粉末を焼鈍することによって合成した。多結晶試料を,化学分析,X線回折,中性子回折(NPD),メスバウワースペクトル及び磁気測定によってキャラクタリゼーションした。Sr2FeMoO5.7N0.3は,a=5.5959(1)Å,c=7.9024(2)Å,V=247.46(2)Å3を持つ正方晶構造を示し,Sr2FeMoO5Nは,a=5.6202(2)Å,c=7.9102(4)Å,V=249.85(2)Å3の空間群I4/m,Z=2を示す。窒化過程は,長範囲Fe/Mo規則化を非常に改善し,750°Cの中庸温度で95%に達する。OとNの散乱長間に存在するコントラストに基づく高分解NPDデータ解析は,ペロブスカイト構造の基礎ab平面に対応して両原子が(O,N)2アニオンサブ構造に位置するが,O1サイトは酸素原子によって完全に占有されていることを示す。〈Fe-O〉及び〈Mo-O〉距離の進展は,Fe4+(3d4,S=2):Mo5+(4d1,S=1/2)に近い配置に向かうシフトを示唆する。より強いFe-O-Mo-O-Fe相互作用と対照的にFe-N-Mo-N-Fe経路を通る磁気二重交換相互作用の異なる性質に基づき,Sr2FeMoO6に比べて軽減された飽和磁化を持つ強磁性転移を,磁化率測定は示す。また,低温NPDにより観察された効果は,規則化されたFeモーメントを減少し,Moモーメントを増強すると思われ,酸化状態の進展,即ち飽和磁化の減少と一致する。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
その他の無機化合物の結晶構造  ,  その他の無機化合物の磁性 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る