抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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2011年8月19日に閣議決定された第4期の科学技術基本計画にも大きな位置づけをもつ国際標準化に関して,ナノテクノロジーを代表例として解説した。国際標準化を推進しているISO/TC(International Organization for Standardization/Technical Committee)229の体制と目的,これまでに出版された標準などの活動概要を示し,併せてナノチューブの計測と特性評価に関わるWG(Working Group)2の活動展開を中心に記述した。さらに,欧州に対してナノリスクの評価に向けた国際的な協調体制の推進を求めた事例と,それに関わるナノ材料の物理化学的特性評価項目を紹介した。また研究開発と国際標準化の一体的な推進事例の紹介と,それらを踏まえて今後の応用物理学会の活動への期待を述べた。(著者抄録)