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J-GLOBAL ID：201202210761539401   整理番号：12A1261913

コラーゲン被覆により細胞接着性を制御するヘテロ機能性ナノシート

Heterofunctional nanosheet controlling cell adhesion properties by collagen coating

著者 (5件)： NIWA Daisuke (Waseda Univ., Tokyo, JPN) ,  FUJIE Toshinori (Waseda Univ., Tokyo, JPN) ,  LANG Thorsten (Univ. Bonn, Bonn, DEU) ,  GODA Nobuhito (Waseda Univ., Tokyo, JPN) ,  TAKEOKA Shinji (Waseda Univ., Tokyo, JPN)
資料名： Journal of Biomaterials Applications  (Journal of Biomaterials Applications)
巻： 27  号： 2  ページ： 131-141  発行年： 2012年08月 
JST資料番号： T0291A  ISSN： 0885-3282  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本報では,2つの固定化法,1)コラーゲンがポリ-L-乳酸(PLLA)ナノシート表面上に注型し(Col-Cast-PLLA)そして2)コラーゲンがナノシート上にスピンコートした(Col-Spin-PLLA),を試験した。両種のナノシートが細胞接着性を改良するであろう,と予測した。しかしながら,Col-Cast-PLLAでの均一なナノシートを産生するのが困難であり,空気中乾燥の手順のせいで調製するのに可なり長時間を要した。対照的に,Col-Spin-PLLAは短い調製時間で均一なコラーゲン表面を与えた。最後に,3タイプのナノシート(PLLA,Col-Cast-PLLA,そしてCol-Spin-PLLA)表面上でのモルホロジー,湿潤性,そして細胞挙動を比較した。その結果,非細胞接着PLLAナノシート上に修飾スピンコーティング工程から均一な被覆コラーゲンを使う技術を確立し,それによってその表面に細胞接着性を与えた。ヘテロ機能性ナノシートの開発が,術後創傷被覆材等の新規の生体材料の創成用に大変価値があろう。特に,これ等のナノシートは,片面に細胞接着性を有しており,他面に非接着性であり,それが接着バリアとして作用した。

シソーラス用語： *PLLA ,  ナノ構造 ,  膜 ,  *コラーゲン ,  改変 ,  注型 ,  スピンコーティング ,  *線維芽細胞 ,  *細胞接着 ,  *in vitro実験 ,  *生化学 ,  均一性 ,  時間 ,  表面構造 ,  形態 ,  吸湿性 ,  創傷 ,  創傷保護材 ,  ナノシート ,  外皮作用薬 ,  固定化タンパク質 ,  細胞挙動 ,  調製時間 ,  *免疫細胞化学 ,  細胞生理学的現象 ,  *硬タンパク質 ,  *動物タンパク質 ,  *細胞結合 ,  *結合 ,  構造 ,  損傷
準シソーラス用語： 細胞生理 ,  固定化 ,  術後創

分類 (6件)： 蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N) ,  その他への塗装,各種塗装法  (YJ04040T) ,  ポリエステル,アルキド  (YH07070P) ,  細胞生理一般  (EF02010S) ,  医用素材  (GA05040H) ,  外皮作用薬の基礎研究  (GW12010Y)

タイトルに関連する用語 (4件)： コラーゲン ,  細胞接着 ,  機能性 ,  ナノシート