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J-GLOBAL ID：201202210800779288   整理番号：12A1236928

地下接触部の耐久性に関連するコノテガシワの抽出液

Western red cedar extractives associated with durability in ground contact

著者 (2件)： MORRIS Paul I. (FPInnovations, 2665 East Mall, V6T 1W5, Vancouver, BC, CAN) ,  STIRLING Rod (FPInnovations, 2665 East Mall, V6T 1W5, Vancouver, BC, CAN)
資料名： Wood Science and Technology  (Wood Science and Technology)
巻： 46  号： 5  ページ： 991-1002  発行年： 2012年09月 
JST資料番号： B0964A  ISSN： 0043-7719  CODEN： WOSTBE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Thuja plicata系コノテガシワなどヒノキ材で製作した木製品は自然界の耐久性が高く,理由は心材が蓄積する各種の抽出液が関連する。コノテガシワが心材に蓄積する抽出液は21種の化合物が公知であるが,他にも未知の抽出液が存在する。代表的な公知の抽出液はαやβ,γ-ツジャプリシン,β-ツジプシノール,β-ドラブリンなどテルペン系トロポロン類である。ツジャプリシン類の濃度が低く耐久性が高いコノテガシワも公知の為,地下接触物の耐久性に関連する各種の抽出液をバイオアッセイした。コノテガシワが生体内蓄積するリグナンのプリカット酸濃度が接触部の耐久性と有意に相関し,未知の化合物も耐久性に関連するが,ツジャプリシン類が耐久性に及ぼす関連性は軽微であった。Copyright 2011 Springer-Verlag Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *コノテガシワ属 ,  *耐久試験 ,  *抽出液 ,  生体内蓄積 ,  心材 ,  ポリエン ,  脂環式ケトン ,  バイオアッセイ ,  テルペノイド ,  リグナン ,  *分泌物 ,  エノール ,  エノン ,  脂環式アルコール ,  ヒドロキシケトン
準シソーラス用語： Thuja plicata ,  ヒノキ材 ,  プリカット酸 ,  樹液

分類 (4件)： 木材の性質・構造  (FF05020Z) ,  バイオアッセイ  (EA03060N) ,  植物の生化学  (EH01050J) ,  テルペノイド一般  (CF10021J)

物質索引 (4件)： α-ツジャプリシン ,  β-ツジャプリシン ,  γ-ツジャプリシン ,  トロポロン

タイトルに関連する用語 (3件)： 地下 ,  接触部 ,  抽出液