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J-GLOBAL ID：201202210825317955   整理番号：12A1052199

インスリンによるHuRを通じたAT1Rの発現調節

Regulation of AT1R expression through HuR by insulin

著者 (7件)： PAUKKU Kirsi (Univ. Helsinki, FIN) ,  BACKLUND Michael (Univ. Helsinki, FIN) ,  DE BOER Rudolf A. (Univ. Medical Center Groningen, Groningen, NLD) ,  KALKKINEN Nisse (Univ. Helsinki, FIN) ,  KONTULA Kimmo K. (Univ. Helsinki, FIN) ,  KONTULA Kimmo K. (Helsinki Univ. Central Hospital) ,  LEHTONEN Jukka Y. A. (Helsinki Univ. Central Hospital, Helsinki, FIN)
資料名： Nucleic Acids Research  (Nucleic Acids Research)
巻： 40  号： 12  ページ： 5250-5261  発行年： 2012年07月06日 
JST資料番号： D0242C  ISSN： 0305-1048  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 1型アンジオテンシンII受容体(AT1R)の3′UTRがインスリンによるAT1Rの転写後発現増加効果を仲介した。AT1RのHuRへの結合がインスリンにより増した。HuRの過剰発現はAT1Rの3′UTR依存的発現増加に繋がった。インスリンとHuRの過剰発現はAT1Rの3′UTRを安定化し,それらの応答配列は3′UTRの同じ領域に位置した。インスリンによる核から細胞質へのHuRの移行は細胞質のAT1R 3′UTRへのHuRの結合を増した。HuRの細胞質レベルを減らすと,インスリンによるAT1Rの転写後発現増加効果が減少した。以上の結果は細胞質へのHuRの移行がAT1Rの上方調節に繋がることを示す。

シソーラス用語： 安定性 ,  mRNA ,  タンパク質 ,  細胞内輸送 ,  リボ核タンパク質 ,  結合部位 ,  *インスリン
準シソーラス用語： *インシュリン ,  mRNA安定性 ,  *アンジオテンシン受容体 ,  *遺伝子発現調節 ,  UTR ,  HuR ,  核移行

分類 (2件)： 遺伝子発現  (EC02040Q) ,  すい臓ホルモン  (EB08020H)

タイトルに関連する用語 (4件)： インスリン ,  HuR ,  発現 ,  調節