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J-GLOBAL ID:201202210861869204   整理番号:12A0201907

RIFLE基準を用いる骨髄破壊的同種異系造血幹細胞移植後の慢性骨髄性白血病患者における急性腎臓損傷の評価および予後分析

Assessment and prognosis analysis of acute kidney injury in patients with chronic myelogeneous leukemia after myeloablative allogenetic hematopoietic stem cell transplantation using RIFLE criteria
著者 (8件):
資料名:
巻: 26  号:ページ: 330-334  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2344A  ISSN: 1001-7097  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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【目的】骨髄破壊的同種異系造血幹細胞移植(HSCT)後,慢性骨髄性白血病(CML)患者における急性腎臓損傷(AKI)の発生率,危険因子および死亡率を評価する。【方法】骨髄破壊的同種異系HSCTを受けたCML患者93名における腎機能を,RIFLE基準により遡及的に分析した。【結果】患者39名(41.9%)は,同種異系HSCT後平均40日でAKIを発現し,それにはAKI-R患者24名(25.8%),AKI-I患者24名(10.8%)およびAKI-F患者5名(5.4%)が挙げられる。≧III急性対宿主性移植片病(aGVHD)を有する患者および<IIIaGVHDを有しない患者におけるAKIの病的状態は,それぞれ(81.82+11.63)%および(36.59+5.32)%であった(P=0.0037)。増加した総ビリルビンを有する患者および増加した総ビリルビンのないAKIにおける病的状態は,それぞれ(72.73+13.43)%および(37.04+5.37)%であった(P=0.0192)。IIIaGVHDはAKIの劣化した予後因子であり,RRは2.773[95%CI(1.073~7.167),P=0.035]であった。≧IIIaGVHD患者におけるAKI-IおよびAKI-FのRRは,6.320[95%CI(1.464~27.291)(P=0.013)]であった。AKIを有する患者の同種異系HSCT後100日以内の死亡率は,AKIを有しない患者と比較すると有意に異なった(P=0.001)。骨髄破壊的同種異系HSCT後の異なるクラスのAKI患者の6か月生存率は,それぞれ(86.96±7.02)%(AKI-R),(70.00±14.49)%(AKI-I),O(AKI-F)であった(P=0.000)。【結論】AKIは,骨髄破壊的同種異系HSCT後のCML患者における主要な合併症のうちの1つである。IIIaGVHDおよび増加した総ビリルビンはAKIの劣化した予後因子であり,AKI-IおよびAKI-Fのより高い病的状態は,≧IIIaGVHD患者で見つかることが可能である。悪化するAKIで,6か月生存は減少する。RIFLE基準は,腎機能の早期診断に影響される。さ・・・Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (3件):
分類
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泌尿生殖器の疾患  ,  腫ようの治療一般  ,  血液の腫よう 

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