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J-GLOBAL ID:201202210892052575   整理番号:12A1612263

二次元および三次元培養肺腺癌細胞のmiRNA発現の比較プロファイリング

Comparative profiling of miRNA expression of lung adenocarcinoma cells in two-dimensional and three-dimensional cultures
著者 (10件):
資料名:
巻: 511  号:ページ: 143-150  発行年: 2012年12月15日 
JST資料番号: E0701B  ISSN: 0378-1119  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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再構成基底膜マトリックス(rBM 3-D)を用いる三次元器官型培養は,上皮細胞の形態形成を特徴づけるため,また細胞外マトリックスの腫瘍調節作用を明らかにするための有用なツールである。マイクロRNAs(miRNA)は新しい種類の腫瘍調節遺伝子である。癌におけるmiRNAのかなりの量の研究がプラスチック基層上の単層2-D培養を用いて行われているが,それはmiRNAsのマトリックス介在制御を考慮していない。本研究で著者らは,2つの肺腺癌細胞株のrBM 3-Dと2-D培養におけるmiRNAsの発現を比較した。著者らの発見は,肺腺癌細胞の2-DとrBM 3-D培養間でmiRNAsプロファイルに顕著な相違があることを明らかにした。rBM 3-D培養特異的miRNAプロファイルは2-D培養と比較して,腫瘍抑制miRNA(例えばmiRNA-200ファミリー)のより高い発現および発癌性miRNAs(例えばmiR-17-92クラスタとmiR-21)のより低い発現が目立った。rBM 3-D培養のmiR-17,miR-21,miR-200aの発現パターンは,rBM 3-D培養でのその標的の発現,腺房形態形成,肺上皮細胞の差次的行動と相関していた。miRNArBM 3-D培養でのmiR-21の過剰発現は,標的PTENを抑制し,腺房形態形成を混乱させた。まとめると著者らは,腺房形態形成に関連するrBM 3-D培養での肺腺癌細胞の初めてのmiRNAプロファイルを示した。これらの結果は,rBM 3-D培養が,肺腺癌に関連する肺上皮細胞でのmiRNA生物学の包括的理解に必須であることを示す。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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遺伝子発現  ,  細胞・組織培養法  ,  核酸一般 

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