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J-GLOBAL ID:201202210962689100   整理番号:12A0527326

モバイル・データ・トラフィックの増大と通信障害対策

著者 (1件):
資料名:
巻:号:ページ: 2-9  発行年: 2012年03月09日 
JST資料番号: G0294B  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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本稿では,モバイル・データ・トラフィックの急激な増加に伴う通信障害への対応策について述べた。ここでは,まず1章,2章でアジアの状況を紹介した。具体的には,韓国では,Wi-Fiアクセスポイントが拡充されるとともにLTE網を構築する計画が前倒しされたこと,シンガポールでは,データ利用量について制限を強化する動きが見られること,香港では,料金制度について従量制への転換が図られていること,中国では,今のところ通信障害の発生は見られないが,インフラの強化と料金プランの見直しという2つの面からの対策が進められていること-等を説明した。続いて3章では,欧州の主要国を取りあげた。具体的には,英国では,従量制の料金制度やWi-Fiの積極的な推進などによって通信障害は発生していないこと,フランスでは,データ利用量の上限設定といった対策が講じられてきたが,新規参入事業者の登場によって状況に変化が見られること,ドイツでは,データ利用量の上限を超えるユーザには速度制限が実施されているほか,インフラの整備も積極的に進められていること-等を説明した。最後に4章で米国の状況を紹介した。具体的には,料金制度について定額制から従量制への切り替えが進んでいるほか,Wi-Fiアクセスポイントの解放などが実施されていること-等を説明した。
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分類 (2件):
分類
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トラヒック理論  ,  移動通信 
引用文献 (5件):
  • 1 SKテレコムの場合は、2011年8月に加入者管理サーバのHLR(Home Location Register) 故障が原因で、このHLRに番号が保存された携帯電話に通信障害が発生した。
  • 2 LTE構築計画及びトラフィック・オフロード対策については本誌レポートDec./Jan.2012「2012年はLTE本格競争時代へ」、Jun/Jul.2011「スマートフォン化が韓国市場にもたらした変化」を参照されたい。
  • 3 2012年1月に発生したNTTドコモの通信障害ではVoIP、チャット・アプリの制御信号急増が原因とされている。
  • 4 “Guidelines for the Implementation of Fair Usage Policy for the Provision of Mobile and Fixed Broadband Services”
  • 5 それまではオレンジの 1 GBまで29.9ユーロが代表的なサービス価格
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
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