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J-GLOBAL ID:201202210968661860   整理番号:12A0963538

トマトにおける2種類の雑食性の捕食者間での同種特異的および異種特異的相互作用

Conspecific and heterospecific interactions between two omnivorous predators on tomato
著者 (4件):
資料名:
巻: 62  号:ページ: 189-196  発行年: 2012年09月 
JST資料番号: W0345A  ISSN: 1049-9644  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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例えば内部ギルド捕食や共食いなどの無脊椎動物の捕食者間での拮抗的な相互作用は共有の餌に対し,トップダウン的影響を減衰させる可能性が有る。2種類の大量の異翅類の捕食者,作物の害虫であるコナジラミや鱗翅類害虫の天敵である雑食性のMacrolophus pygmaeus(カスミカメムシ科)およびタバコカスミカメ(Nesidiocoris tenuis(Reuter))は地中海の園芸作物栽培地域のトマト栽培地帯で一緒に発生する。室内において,これらの捕食者の内部ギルド捕食や共食いなどの有無を調査した。生存性,子孫および植物内の分布に対するこれらの相互関係の影響について検討した。また,トマトでのN.tenuisによる損傷に対するM.pygmaeusの存在の影響についても検討した。異なるステージの捕食者が共存した場合,N.tenuisの雌成虫によるM.pygmaeusの2齢幼虫の死亡のみが観察された。同じステージ(2~3齢幼虫,または,雌成虫)の捕食者が共存していた場合,雌成虫と被食者の不在に関連し,IGPおよび共食いによって死亡が見られた。雌成虫が被食者なしで共存していた場合,両方の捕食者の子孫は減少し,捕食者密度のみが関係しており,被食者の存在とは関係ないと考えられた。しかし,被食者を追加提供した場合,M.pygmaeusの子孫のみが減少した。N.tenuisでは高密度で彼らの生殖能を維持するための高い収容力を有していると考えられた。両方の捕食者種が共存した場合,N.tenuisの成虫はトマトに大きなダメージを与えたことから,共存により作物は影響を受けることが分かった。コナジラミおよび他のトマトの他の害虫に対する生物的防除に関連し,M.pygmaeusおよび N.tenuisの同種特異的および異種特異的相互作用について議論した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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異種生物間相互作用  ,  生物的防除  ,  野菜 
タイトルに関連する用語 (4件):
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