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J-GLOBAL ID：201202211004194614   整理番号：12A1603821

高い摩耗耐久性のための液体超薄膜によるポリエーテルエーテルケトン(PEEK)表面の潤滑

Lubrication of polyether ether ketone (PEEK) surface by liquid ultrathin films for high wear durability

著者 (2件)： LOY Xing Zheng Keldren (Dep. of Mechanical Engineering, National Univ. of Singapore, 9, Engineering Drive 1, Singapore 117576, SGP) ,  SINHA Sujeet K. (Dep. of Mechanical Engineering, National Univ. of Singapore, 9, Engineering Drive 1, Singapore 117576, SGP)
資料名： Wear  (Wear)
巻： 296  号： 1-2  ページ： 681-692  発行年： 2012年08月30日 
JST資料番号： E0377A  ISSN： 0043-1648  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 軽量,高い熱安定性,高い靱性を伴った強度などのような多くの利点を有するエンジニアリングポリマであるPEEKは,軸受,ピストン部品,ポンプ,さらには生体材料などへ適用されている金属材料の代替材料として,しばしば利用されてきた。しかしながら,そのPEEK材料は,トライボロジーへの適用に利用される時には,高い摩耗率を結果づける高い摩擦係数を示す。本論文では,ペルフルオロポリエーテル(PFPE)潤滑剤及び多重アルキル化シクロペンタン(MAC)潤滑剤などの超薄膜層を,PEEKの表面上に適用することによって,PEEKにおける高い摩擦と摩耗のトライボロジー問題の解を探求する。実施したトライボロジー試験から把握した結果によって,「高度に改善されたトライボロジー性能において,PEEK表面の最適な初期表面粗さのほか,PFPEとMACの両潤滑剤における潤滑剤の最適な濃度や被覆厚さなどが存在する」ことを明らかにした。また,より薄い膜においては,PFPE潤滑剤に比べて,MAC潤滑剤が,より優れた性能を発揮する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *エンジニアリングプラスチック ,  *潤滑膜 ,  *高分子薄膜 ,  *摩耗特性 ,  *トライボロジー ,  ポリエーテルエーテルケトン ,  潤滑剤 ,  超薄膜 ,  アルキル化 ,  表面粗さ ,  摩擦係数 ,  摩耗率 ,  滑り摩耗 ,  境界潤滑 ,  摩耗試験 ,  顕微鏡観察
準シソーラス用語： PEEK ,  PFPE【ポリエーテル】 ,  シクロペンタン誘導体 ,  *高分子材料 ,  *摩擦特性 ,  ペルフルオロポリエーテル

分類 (5件)： 機械的性質  (YH02022L) ,  高分子溶液・融液のレオロジー  (BL01013Z) ,  各種石油製品及びその製造一般  (YF02071R) ,  潤滑一般  (QB02010S) ,  固体の機械的性質一般  (BL01021C)

タイトルに関連する用語 (5件)： 摩耗 ,  超薄膜 ,  ポリエーテルエーテルケトン ,  PEEK ,  潤滑