抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震に関して,本震及び大津波並びに3月11日から6月30日までに発生した震度階5強以上の余震による昇降機の被害について,7月下旬から9月にかけて日本エレベータ協会会員に問い合わせる方法で調査した結果の概要を報告した。調査地域は,上記本震及び余震で震度階4以上を観測した地点が存在する1都1道19県に,震度階は3であるが超高層建築物での長周期地震動の影響が推定される大阪府も加えた。エレベーターの部位別の被害件数,エスカレーターの被害内容別件数,耐震指針別のエレベーターの被害件数詳細を示し,巻上機の被害,主索など長尺物の被害,釣合おもりブロックの脱落について,最大震度階別および耐震指針別の被害比率を示した。