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J-GLOBAL ID：201202211084137578   整理番号：11A1714091

循環囚人ジレンマに基づく無線メッシュネットワークの経路選定アルゴリズム

A routing algorithm for wireless mesh network based on alternating prisoner’s dilemma

著者 (2件)： He Tao (Coll. of Automation, Nanjing Univ. of Posts and Telecommunications, Nanjing) ,  Wang Suoping (Coll. of Automation, Nanjing Univ. of Posts and Telecommunications, Nanjing)
資料名： Nanjing Daxue Xuebao. Zirankexue  (Nanjing Daxue Xuebao. Zirankexue)
巻： 46  号： 5  ページ： 561-566  発行年： 2010年 
JST資料番号： C2593A  ISSN： 0469-5097  CODEN： NCHPAZ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 無線メッシュ網(WMN)は,新しい割り当て広帯域アクセスネットワークであり,次世代の無線ネットワークにおける最新の研究主題になった。WMNの経路選定アルゴリズムは,WMNが無線マルチホップネットワークであるので,重要な問題である。マルチメディアトラフィック伝送の性能要求を満たすため,WMN用に設計した経路選定プロトコルを,負荷バランス,フォールトトレラントおよびスループットなどの記述の組合せに取り入れなければならない。近年,IEEE802.11aや802.11bのような多くの規格が,マルチレート伝送を支援し始め,WMNの経路選定問題は,ますます複雑になっている。アドホックネットワークから発展したWMNに対し,アドホックネットワークの経路選定アルゴリズムを,WMNでも使用できる。アドホックネットワークにおける従来の経路選定アルゴリズムのほとんどは,最小ホップ経路を見つけることに焦点を置く。しかし,最小ホップ経路は,通常,記述に負荷バランスを取らないので,WMNにおいて適切な経路ではない。たとえノードが過負荷であるとしても,それらアルゴリズムは,最小ホップ経路正確に合うならば,経路選定に関し主張する。本論文は,マルチレート無線メッシュネットワーク用の新しい経路選定アルゴリズムを示す。それは,負荷バランスを達成し,マルチレートを効率的支援することを目指す。一方,ネットワークの利用者は,通常,自分本位的である。利用者は,送信パケットを持つと直ちに伝送チャネルを占有することを望む。利用者は,伝送が始まれば,最高速度でのデータ伝送を欲する。研究は,自分本位的利用者が10~40%を占めるならば,ネットワークの性能は16~32%に減少することを示す。他方,アドホックオンデマンド距離ベクトル(AODV)経路選定のような従来の経路選定アルゴリズムにおいて,利用者は,無条件で相互協力する。たとえば,利用者は,同じものを進めたこと以外は,RREQを進めなければならない。この無条件協力モードは,最小ホップ経路に繋がる。循環囚人ジレンマは,ゲーム理論の有名な問題である。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST

シソーラス用語： メッシュ網 ,  *アルゴリズム ,  広帯域 ,  ローカル回線 ,  通信網 ,  無線伝送 ,  ゲーム理論 ,  *囚人のジレンマ
準シソーラス用語： 無線メッシュネットワーク ,  *経路選定アルゴリズム ,  アクセスネットワーク ,  無線ネットワーク

分類 (1件)： 計算理論  (JB02000A)

タイトルに関連する用語 (5件)： 循環 ,  囚人 ,  ジレンマ ,  無線メッシュネットワーク ,  経路選定アルゴリズム