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J-GLOBAL ID：201202211114640857   整理番号：12A1515240

沿岸海洋表面ミクロ層からの溶存有機化合物の化学的キャラクタリゼーション(ドイツ,バルト海)

Chemical Characterization of Dissolved Organic Compounds from Coastal Sea Surface Microlayers (Baltic Sea, Germany)

著者 (5件)： VAN PINXTEREN Manuela (Leibniz-Inst. Troposphaerenforschung (IfT), Leipzig, DEU) ,  MUELLER Conny (Leibniz-Inst. Troposphaerenforschung (IfT), Leipzig, DEU) ,  IINUMA Yoshiteru (Leibniz-Inst. Troposphaerenforschung (IfT), Leipzig, DEU) ,  STOLLE Christian (Leibniz-Inst. for Baltic Sea Res. Warnemuende (IOW), Rostock, DEU) ,  HERRMANN Hartmut (Leibniz-Inst. Troposphaerenforschung (IfT), Leipzig, DEU)
資料名： Environmental Science & Technology  (Environmental Science & Technology)
巻： 46  号： 19  ページ： 10455-10462  発行年： 2012年10月02日 
JST資料番号： B0839A  ISSN： 0013-936X  CODEN： ESTHA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 大気-海洋交換プロセスに影響する大気-海洋境界層,海洋表面ミクロ層(SML)の化学的特性を調べた。事例研究としてバルト海南部で得たSMLの3つの組合せに対応するバルク水試料を採取し,溶存有機炭素と溶存全窒素,また数種の有機窒素を含む化合物と炭水化物(脂肪族アミン,溶存遊離アミノ酸,溶存遊離単糖,糖アルコール等)を分析した。全ての脂肪族アミンと調べたアミノ酸の大部分が53~1574ng/Lの平均濃度で検出され,炭水化物の濃度は平均2900ng/Lと若干高かった。SMLとバルク水での濃縮係数を計算し,SMLでの溶存全窒素の濃度が溶存有機炭素より高いことを示した。窒素含有有機化合物はSMLで富化されるが,溶存炭水化物はほとんど変化しないことを示した。

シソーラス用語： *沿岸帯 ,  海洋汚濁 ,  *溶存成分 ,  化学的性質 ,  表層 ,  バルト海 ,  キャラクタリゼーション ,  水質汚濁物質 ,  *有機化合物 ,  有機窒素 ,  アミノ酸 ,  単糖類 ,  脂肪族アミン ,  炭水化物 ,  濃度測定 ,  係数 ,  *有機炭素
準シソーラス用語： 濃縮係数 ,  *溶存有機炭素

分類 (2件)： 海洋汚濁  (SB02040B) ,  その他の汚染原因物質  (SB05040W)

タイトルに関連する用語 (7件)： 沿岸 ,  海洋 ,  有機化合物 ,  化学 ,  キャラクタリゼーション ,  ドイツ ,  バルト海