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J-GLOBAL ID:201202211119928352   整理番号:12A1711244

アミノ酸置換はスペシャリスト食植昆虫の拮抗剤エフェクタの生産を阻害し昆虫に誘導される植物防御を回復する

An Amino Acid Substitution Inhibits Specialist Herbivore Production of an Antagonist Effector and Recovers Insect-Induced Plant Defenses
著者 (6件):
資料名:
巻: 160  号:ページ: 1468-1478  発行年: 2012年11月 
JST資料番号: C0606A  ISSN: 0032-0889  CODEN: PLPHA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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植食昆虫は摂食選好性によってジェネラリストとスペシャリストにしばしば分類されている。植物は天敵の誘引に機能する生化学物質の生産を通して昆虫の食害に応答し,ササゲ(Vigna unguiculata)は,幼虫の経口分泌物(OS)に存在する葉緑体のATPシンターゼのインセプチン(In)関連ペプチド類の断片の検出を通してツマジロクサヨトウ(Spodoptera frugiperda)の食害に応答している。ツマジロクサヨトウの様なジェネラリストとは対照的に,マメ科特異的なハッショウマメケムシ(VBC;Anticarsia gemmatalis)はエチレンの生産を誘導せず,低い揮発性物質の放出を行っている。Inを含む他の鱗翅目のOSとは異なり,VBCのOSはC末端の短縮したInペプチドを含んでいた。このペプチドは不活性であり,In誘導応答の潜在的拮抗剤として機能していた。これらのことから,スペシャリスト食植昆虫はエリシターを拮抗剤エフェクタに転換することによって防御活性を最小化し,アミノ酸置換がこれらの誘導された植物防御をジェネラリスト食植昆虫に観察されるレベルに回復することがわかった。
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分類 (4件):
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植物学一般  ,  異種生物間相互作用  ,  蛋白質・ペプチド一般  ,  昆虫・ダニによる植物被害 
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