文献

J-GLOBAL ID：201202211146796867   整理番号：12A0937346

炭素ミクロポア上へのメタン/水素混合物の吸着に及ぼすポア形態の効果

Effect of Pore Morphology on the Adsorption of Methane/Hydrogen Mixtures on Carbon Micropores

著者 (4件)： KUMAR K. Vasanth (Universidad de Alicante, San Vicente del Raspeig, ESP) ,  KUMAR K. Vasanth (Imperial Coll. London, London, GBR) ,  MUELLER Erich A. (Imperial Coll. London, London, GBR) ,  RODRIGUEZ-REINOSO Francisco (Universidad de Alicante, San Vicente del Raspeig, ESP)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 116  号： 21  ページ： 11820-11829  発行年： 2012年05月31日 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： この研究の目的はナノスケール炭素ポア幾何の水素/メタン混合物の298Kにおける吸着挙動と選択性に対する影響と重要性を調べることである。ポア幾何の効果を評価するため,著者らは4つの異なったナノポーラス幾何上,スリットポア,ユニークな1次元構造を形成するナノチューブ,オープンナノポーラス泡,不規則炭素のシリコン生成モデル,の制御された条件下におけるCH₄/H₂混合物の吸着等温式を得るためグランドカノニカルモンテカルロ(GCMC)シミュレーションを行った。炭素構造はそれらがおよそいくつかの共通の特徴的特性を分かち,ポア構造のこれらの混合物の吸着に及ぼす効果の分子レベルでの信頼できる描像を提供できるよう注意深く選択した。GCMCの結果はポアサイズ分布及びポア構造双方は混合物からのメタン分子の吸着に顕著な効果を持つことを示した。選択性はエネルギー的及びパッキング効果双方に依存する。1或は2層のメタン分子を収容できるポアはメタン分子の分離に対して最適ポア幅を与える。調べた圧力範囲ではナノチューブがメタンの分離に対して最も高い選択性を示した。

シソーラス用語： *炭素 ,  *細孔 ,  *水素 ,  *混合物 ,  *依存性 ,  *吸着 ,  吸着等温式 ,  モンテカルロ法 ,  細孔径分布 ,  細孔構造 ,  ガス分離 ,  選択性 ,  *アルカン
準シソーラス用語： グランドカノニカルモンテカルロ法 ,  *ナノ細孔 ,  *形状依存性

分類 (2件)： 吸着の電子論  (CB12042Y) ,  各種物理的手法  (CC01030W)

物質索引 (1件)： メタン

タイトルに関連する用語 (7件)： 炭素 ,  ポア ,  メタン ,  水素 ,  混合物 ,  吸着 ,  形態