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J-GLOBAL ID：201202211167033901   整理番号：12A0435597

香り・におい何故なぜ基礎講座 第5回 人間はにおい化合物をどのように作りだすのだろう

著者 (1件)： 宮里博成 (長岡香料 技開研)
資料名： Aroma Research  (Aroma Research)
巻： 13  号： 1  ページ： 48-50  発行年： 2012年02月28日 
JST資料番号： L6372A  ISSN： 1345-4722  CODEN： ARREFJ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： におい化合物とは有機化合物であり,水または油に対する溶解性を持ち空気中に気散する揮発性があるという必要条件を満たす。植物では生命維持のために必須な代謝という生命活動を行う中で,副産物としてにおい化合物が発生する。一方人間は有機合成により意図的ににおい化合物を作り出す。原料として石油由来の有機化合物や植物から取り出したにおい化合物が利用される。におい化合物は分子量が300以下と小さく分子構造が単純であるため有機合成反応は難しくはなく,官能基変換反応がよく使われる。ジャスモン酸メチルやl-シトロネロールの合成例を挙げた。

シソーラス用語： *匂い物質 ,  *化学合成 ,  植物ホルモン ,  オレフィン化合物 ,  ヒト ,  揮発分 ,  有機化学 ,  脂肪族アルコール ,  不飽和アルコール ,  鎖状モノテルペン ,  脂環式ケトン ,  ケトエステル
準シソーラス用語： 有機合成 ,  有機合成化学

分類 (1件)： 有機化学反応一般  (CF02010Q)

物質索引 (2件)： シトロネロール ,  ジャスモン酸メチル

タイトルに関連する用語 (4件)： 香り ,  基礎 ,  人間 ,  におい