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J-GLOBAL ID:201202211170378600   整理番号:12A0741444

ロジウム触媒を用いた複素環オレフィン化合物の非常に選択的な不斉ヒドロホルミル化

Highly Selective Asymmetric Rh-Catalyzed Hydroformylation of Heterocyclic Olefins
著者 (6件):
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巻: 134  号: 15  ページ: 6607-6616  発行年: 2012年04月18日 
JST資料番号: C0254A  ISSN: 0002-7863  CODEN: JACSAT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ホスフィン-アミド亜リン酸エステル(L1及びL2)及びホスフィン-亜ホスホン酸エステル(L3)からなるキラルなハイブリッド型二リン配位子を合成し,Rh触媒を用いた複素環オレフィン化合物の不斉ヒドロホルミル化に利用した。syngas5~10bar下での高圧NMRおよび高圧赤外分光分析で各配位子を持つ対応する触媒の休止状態を調べた。インドール系配位子(L1とL2)は選択的なea配位を,またキサンテン系配位子(L3)はおもにee配位を示した。2,3-ジヒドロフラン(I)の高選択的不斉ヒドロホルミル化での小バイト角配位子L1とL2の利用で,対応する2-カルボアルデヒド(II)が主生成物(最高68%収率)として,また良好なee(最高62%)で得られた。これはL1とL2を用いたIの不斉ヒドロホルミル化が異性体IIに向けて位置-およびエナンチオ選択的であることを示す最初の例であった。一方,L3を用いた同じ反応では3-カルボアルデヒド(III)が位置選択的に,かつ91%の高エナンチオ選択性で生成した。また,このL3配位子はロジウム触媒を用いた他複素環オレフィン化合物の不斉ヒドロホルミル化でも良く機能した。反応が非常に難しい基質2,5-ジヒドロフラン(IV)のエナンチオ選択的変換を同じ触媒を用いて実施し,3-カルボアルデヒド生成物を91% eeで,また完全な位置選択性で得た。基質をIからIVに変更することで,L3に基づいたロジウム触媒により,IIIの両エナンチオマを得ることができた。さらに,N-アセチル-3-ピロリンのヒドロホルミル化では,3-カルボアルデヒドへの際だった位置選択性(>99%)とともに85%のeeが達成された。
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分類 (2件):
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フラン  ,  付加反応,脱離反応 
物質索引 (12件):
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