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J-GLOBAL ID：201202211203520938   整理番号：12A0723521

悪条件下のストレス応答及び細胞生存におけるアンギオゲニンの役割の浮上

Emerging Role of Angiogenin in Stress Response and Cell Survival Under Adverse Conditions

著者 (4件)： LI Shuping (Tufts Medical Center, Massachusetts) ,  HU Guo-Fu (Tufts Medical Center, Massachusetts) ,  LI Shuping (Zhejiang Univ. School of Medicine, Hangzhou, CHN) ,  HU Guo-Fu (Tufts Univ., Massachusetts)
資料名： Journal of Cellular Physiology  (Journal of Cellular Physiology)
巻： 227  号： 7  ページ： 2822-2826  発行年： 2012年07月 
JST資料番号： E0042B  ISSN： 0021-9541  CODEN： JCLLA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アンギオゲニン(ANG)は脊椎動物においてのみ存在する分泌リボヌクレアーゼ(RNASE)スーパーファミリーに属する。ANGは元々腫瘍血管新生因子として同定されたが,近年それの生物活性は血管新生から細胞増殖の刺激及び細胞生存の促進まで拡大された。増殖条件下で,ANG受容体の仲介により核に移行したANGはrDNAプロモーターに結合し,rRNA転写を刺激した。ストレス条件下で,ANG受容体仲介により細胞質コンパートメントに移行したANGは,新型小RNAのtiRNA生産を高進し,細胞生存を促進した。細胞増殖及び生存を調節するANGの作用メカニズムの解明はANG受容体及びそれのシグナル伝達経路の同定が必要である。しかしながら,過去20年間において,このような受容体は同定されていない。ANGの生物活性の機能的発現及びそれの標的細胞の拡大は,長年の懸案のANG受容体の同定及び特性化を促進する選択的手段をもたらす可能性がある。ANG研究は極めてエキサイティングな時代に突入したように見える。

シソーラス用語： *成長因子 ,  血管新生 ,  細胞増殖 ,  *細胞生理 ,  細胞核 ,  細胞質 ,  細胞内分布 ,  細胞内輸送 ,  転写【遺伝】 ,  rRNA ,  RNA【核酸】 ,  *脊椎動物 ,  サイトカイン受容体
準シソーラス用語： ANG受容体 ,  tiRNA ,  *アンギオゲニン ,  ストレス応答 ,  細胞生存

分類 (3件)： 生理活性ペプチド  (EB08100U) ,  細胞生理一般  (EF02010S) ,  動物の生化学  (EJ01050P)

タイトルに関連する用語 (5件)： ストレス応答 ,  細胞生存 ,  アンギオゲニン ,  役割 ,  浮上