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J-GLOBAL ID:201202211203793713   整理番号:12A0537000

クオラムセンシングとclpによって相互制御されたイネ白葉枯病菌(Xanthomonas oryzae pv. oryzae)における新しい遺伝子,hshB,の同定および特徴づけ

Identification and Characterization of a Novel Gene, hshB, in Xanthomonas oryzae pv. oryzicola Co-Regulated by Quorum Sensing and clp
著者 (9件):
資料名:
巻: 102  号:ページ: 252-259  発行年: 2012年03月 
JST資料番号: B0404B  ISSN: 0031-949X  CODEN: PHYTAJ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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イネ白葉枯病菌(Xanthomonas oryzae pv. oryzae)の病原性ファクターは拡散性シグナル分子(DSF)-依存的なクオラムセンシング(QS)システムによって制御される。ここでは,イネ白葉枯病菌(Xanthomonas oryzae pv. oryzicola)の新しい病原性関連の遺伝子,Xoryp_010100018570(hshB)を特徴づけた。推測されるシグナルペプチドによりヒドロラーゼをエンコードしているhshBは,イミダゾロンプロピオナーゼの相同物である。生物情報科学分析の結果,hshBはキサントモナス属で比較的保存されていることが分かったが,hshBの相同遺伝子はX.oryzae pv.oryzaeで見つからなかった。逆転写ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)分析の結果,hshBとその上流の遺伝子,Xoryp_010100018565 (hshA),はX.oryzae pv.oryzicolaにおいて同時転写されることが分かった。その後の実験の結果,hshBの突然変異体は明らかに病原性,細胞外プロテアーゼ活性,細胞外多糖生産,最小限の培地での成長,また,酸化性ストレスに対する耐性,ならびに,X.oryzae pv. oryzicolaのビスメルチアゾールの活性を低下させることが明らかとなった。RT-PCRにより,hshB転写はclpとDSFによって明らかに制御され,低栄養によって誘導されることが分かった。新しい遺伝子hshBはDSF依存的なQSシステムとclpによって制御され,hshBはX.oryzae pv.oryzicolaの病原性に関与していることが分かった。
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
稲作  ,  細菌による植物病害  ,  細胞生理一般 

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