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J-GLOBAL ID:201202211270178063   整理番号:12A0862512

インターフェロンβ遺伝子の動原体周辺ヘテロクロマチンへの結合はYY1依存性機構によるウイルス感染期間を通じて動的に調節される

Association of the interferon-β gene with pericentromeric heterochromatin is dynamically regulated during virus infection through a YY1-dependent mechanism
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巻: 40  号: 10  ページ: 4396-4411  発行年: 2012年05月31日 
JST資料番号: D0242C  ISSN: 0305-1048  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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遺伝子の核内位置と同様に核構造は遺伝子発現に強く影響する。本論文では,インターフェロンβ(IFN-β)遺伝子座位の核内位置分析し,その位置が動原体周辺ヘテロクロマチン(PCH)とともに生来の抗ウイルス応答の機構と深く関連し,ウイルス誘導性IFN-β遺伝子発現を導くことを示した。即ち二つの異なる細胞型を用い,非感染(NI)および3種の異なるウイルス感染をさせた場合の時間経過を調べた。NI細胞では単一アレルのIFN-βプロモーターにPCHが結合し,その結合はウイルス感染後に減衰する。IFN-β座位のこれらの抑制領域からの解離が先行し,その後に強いプロモーター転写活性化が生じ,感染時間後に可逆的になる。しかしこのような解離はIFN-βを抑制状態に維持する異常ウイルス感染後には認められなかった。ウイルス感染後のこのような解離現象はIFN-β座位を特異的に標的にするものであり,PCHクラスタの構造や分布には影響を及ぼさない。さらに野生型または変異型のIFN-βプロモーターを持つ細胞系にウイルスを感染させる実験から,YY1 DNA結合部位を含むIFN-βプロモーターの近位領域に,ウイルス感染前または感染期間を通じて,IFN-βプロモーターとPCHの結合を調節する領域を同定した。
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞生理一般  ,  ウイルス感染の生理と病原性  ,  遺伝子発現 

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