被覆材およびフィラーとしてのベーマイトAlO(OH)ナノ粒子の性質

NAGAI Naofumi; NAGAI Naofumi; NAGAI Naofumi; IHARA Kazuhiro; ITOI Ayaka; KODAIRA Tetsuya; HAKUTA Yukiya; TAKASHIMA Hiroshi; BANDO Kyoko K.; ITOU Naotsugu; MIZUKAMI Fujio

文献

J-GLOBAL ID：201202211341307072 整理番号：12A1111831

被覆材およびフィラーとしてのベーマイトAlO(OH)ナノ粒子の性質

Properties of Boehmite AlO(OH) Nanoparticles as the Coatings and Fillers

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資料名：
巻： 512/515 Pt.1 ページ： 604-608 発行年： 2012年
JST資料番号： D0744C ISSN： 1013-9826 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：スイス (CHE) 言語：英語 (EN)

アルミニウムイソプロポキシド(AIP)を75°Cの水に滴下したのち,95°Cに加熱してイソプロパノールを揮発させた。この高温溶液をオートクレーブに移し,酢酸を加え,150°Cで6h加熱した後,室温に冷却した。得られたゾル中のベーマイト粒子の形状はAIPと水と酢酸の比によって異なり,板状,棒状,繊維状などの粒子が得られた。繊維の長さはオートクレーブ中の加熱時間で調節できた。ゾルに多孔質アルミナ管を浸漬して被覆膜を作製した。また,ゾルもしくはゾルとPVAとの混合液をテフロン板に広げて,ベーマイトの単独膜もしくはこれとPVAの複合膜を作製した。ベーマイトの単独膜,被覆膜,複合膜の性質はベーマイトのナノ粒子の形状で異なった。1400nmの長さのナノ繊維のフィラーを含むベーマイト-PVA(10:90wt/wt)複合膜は最低の熱膨張係数(2.7x10^-5)を示し,PVA単独の膜の3分の1の値であった。

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セラミック・陶磁器の製造 , 非金属材料へのセラミック被覆 , 表面処理

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