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J-GLOBAL ID:201202211344612577   整理番号:12A0723092

低および中周波数領域にフィルタリングした騒音中の音声の同定に対するスペクトル汚損の影響

Effects of spectral smearing on the identification of speech in noise filtered into low- and mid-frequency regions
著者 (4件):
資料名:
巻: 131  号:ページ: 4114-4123  発行年: 2012年05月 
JST資料番号: C0249A  ISSN: 0001-4966  CODEN: JASMAN  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Leger他[J.Acoust.Soc.Am.131,1502~1514(2012)]は,聴力閾値が正常あるいはほぼ正常の低あるいは中周波数領域にフィルタリングした音刺激を使い,聴覚障害聴者による騒音中の子音の同定に欠陥があることを報告した。この欠陥は聴感あるいは時間的エンベロープ処理の低減ということでは十分に説明できなかった。しかしながら以前の研究は,試験した領域で正常あるいはほぼ正常の聴力閾値を持っていたにも関らず,聴者は周波数選択性が低減し,聴覚フィルタが約1.3倍に拡大した可能性があることを指摘している。本論文の研究では,このようなわずかな周波数選択性の低減によって音声知覚の欠陥が説明できるかを求めることを目的としている。正常聴力聴者を対象にLeger他と同じ方法を使い,静粛時および非変調ならびに変調騒音中において子音同定を計測した。マスキングした条件に対して信号対騒音比は-3dBに設定した。スペクトル汚損アルゴリズムを使っていろいろな周波数選択性低減量をシミュレーションした。成績はスペクトル汚損係数が1.7より大きい場合だけ低減した。すべての条件について,聴覚障害聴者の同定スコアはある程度の周波数選択性の低減では説明できなかった。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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聴覚 

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