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J-GLOBAL ID:201202211364697153   整理番号:12A0833393

ワンポイントレッスン 第九回 現場で使える研磨加工の理論と計算手法

著者 (2件):
資料名:
巻: 56  号:ページ: 386-387  発行年: 2012年06月01日 
JST資料番号: L0473A  ISSN: 0914-2703  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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抄録/ポイント
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オスカー式レンズ研磨機は,てこ・クランク機構をもち,クランクが回転し,てこが回転運動を円弧揺動運動に変え,上皿を往復運動させる。加工レンズを貼り付けた下皿を動力源で回転し,その面に上皿(研磨皿)を載せ,上皿中心をピボット軸で押さえて圧力をかける。工具は工作物の回転に従って一定速度で回転し,てこ・クランク機構により揺動する。工作物直径が工具直径より大きい場合,工具上の任意点のX,Y方向の工作物,工具の回転速度,工具揺動速度と,工作物と工具間の相対速度は,工作物の回転中心を原点とする任意点の極座標と工具の回転中心を原点とする任意点の極座標,揺動速度ベクトルのX軸に対する傾き,工作物,工具と揺動リンク(てこ)の角速度,工具と工作物の中心間距離,揺動リンクの長さで表せる。工作物と工具は完全平面で,接触は工具が工作物上からはみ出さない限り均一で,圧力分布は一様である,工作物と工具間の摩擦係数は一定であると仮定すると,これらと,工作物と工具の接触部圧力と摩擦係数を用いて工具に生じる回転モーメントを求めることができる。回転モーメントを0とした時の工具の角速度を算出すれば,工作物の安定回転数を求められるが,回転モーメントの式を解くには数値計算が必要となる。揺動速度が工作物,工具の回転速度と比べ無視できる程小さく,それらが同一方向に等回転速度で従動回転すると仮定しているので,工作物が工具に等しい回転速度で従動回転する状態がもっとも安定な条件となり,工作物や工具形状が平面でなくなると,工具従動回転数は工作物回転数からずれてゆくことが考えられる。クランクリンク長さ200mmの場合,揺動方向が反転する揺動角度で揺動角速度の急激な立ち上がりと立ち下がりを生じる。反転時に揺動速度が滑らかに変化し,往復路の揺動速度分布がほぼ同じになるのは,てこ長さ,連結リンク長さ,クランクリンク長さ,固定リンク長さの比が3:4:1:5の場合である。揺動角速度に対しもっとも影響を与えるのは,クランクリンク長さで,これに比例して揺動角速度は増大する。
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分類 (2件):
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研削  ,  切削一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
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