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J-GLOBAL ID:201202211365920867   整理番号:12A1573197

泥炭地の炭素収支に対する羊の放牧の影響

The impact of sheep grazing on the carbon balance of a peatland
著者 (2件):
資料名:
巻: 438  ページ: 426-434  発行年: 2012年11月01日 
JST資料番号: C0501B  ISSN: 0048-9697  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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高地泥炭土壌上の羊の放牧に起因する温室効果ガス(GHG)フラックスの推定値は,完全には定量化されていなかった。以前の研究では,個々のフラックス経路または羊の放牧の存在の有無を比較することに限定されていた。したがって,本研究は放牧の物理的影響のモデルを,バイオマス生産,羊におけるエネルギー使用量,および泥炭蓄積のモデルと組み合わせる。これらの複合モデリングアプローチは,放牧強度の間の変化と同様,異なる放牧強度での泥炭地の炭素と温室効果ガスの収支に対する,羊の間接および直接的な影響を検討することを可能にした。本研究は,4つの植生シナリオ(Calluna sp.,Molinia sp.;再播種した草,およびAgrostis-Festuca草原)と,イギリス北部の典型的な高地泥炭生態系の植生に基づいた混合植生シナリオを検討した。各シナリオは,海抜350と900メートルの間の高度と,0.1と2雌羊/haの間の放牧強度に関して検討した。本研究は,埴生運搬容量での総GHGフラックスが,Molinia sp.を除いて,検討したすべての植生シナリオで,高度の増加とともに減少する傾向があったことを示すことができる。すべてのシナリオの平均全GHGフラックスは,1505kgCO2eq/ha/年/(雌羊/ha)で,フラックスの平均89%は,土壌からでなく直接羊からであり,したがって泥炭土壌環境に固有のものではない。研究は,高地羊に関する排出係数が,大幅に過小評価されていることを示唆する。放牧による全フラックスを,研究がGHG運搬容量,すなわち放牧によるフラックスが,泥炭土壌により表されるシンクに等しい放牧強度を定義することを可能にする,土壌へまたは土壌からのフラックスと比較することにより,このGHG運搬容量は,すべてのモデルシナリオに関して高度の上昇とともに低下するこの容量で,0.2と1.7雌羊/haの間で変化する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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環境問題  ,  羊,山羊 
タイトルに関連する用語 (4件):
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