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J-GLOBAL ID:201202211384621544   整理番号:12A1422143

コナガPlutella xylostella L由来の抗菌性ペプチドセクロピン1のcDNAクローニング及び特性化

cDNA cloning and characterization of the antibacterial peptide cecropin 1 from the diamondback moth, Plutella xylostella L
著者 (8件):
資料名:
巻: 85  号:ページ: 230-238  発行年: 2012年10月 
JST資料番号: W0282A  ISSN: 1046-5928  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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セクロピンは微生物に対する潜在的活性を持つ線形の陽イオン性抗菌性ペプチドである。本研究において,コナガ(Plutella xylostella)セクロピン1(Px-cec1と命名した)をコードする480bp完全長cDNAをRT-PCRを使って取得した。ノーザンブロット法により,脂肪体,血球,中腸及び脂肪体で最も高い発現レベルを持つ表皮で主にPx-cec1転写体を発現することが示された。脂肪体におけるPx-cec1のmRNAの発現は,黄色ぶどう球菌による最大誘導発現で,微生物チャレンジ後24hに有意に増加した。円偏光二色性(CD)分析により,組換えPx-cec1は主にαヘリックスを含有することが明らかになった。組換えPx-cec1は真菌類,グラム陽性/陰性細菌に対し幅広いスペクトルを示すことが示されたが,ヒト赤血球に対し溶血活性を示さなかった。その上,Px-cec1は黄色ぶどう球菌の著しい形態変化を引き起こすことが,走査型電子顕微鏡及び透過型電子顕微鏡で示された。これらの結果は,Px-cec1が細菌の細胞構造を破壊するため,細胞膜に作用することで抗菌活性を発揮することを実証した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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生理活性ペプチド  ,  動物の生化学 

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