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J-GLOBAL ID:201202211388727975   整理番号:12A1328815

金属有機骨格におけるCO2吸着のためvan der Waals密度汎関数を比較する

Comparing van der Waals Density Functionals for CO2 Adsorption in Metal Organic Frameworks
著者 (4件):
資料名:
巻: 116  号: 32  ページ: 16957-16968  発行年: 2012年08月16日 
JST資料番号: W1877A  ISSN: 1932-7447  CODEN: JPCCCK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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金属有機骨格(MOFs)ベースの吸着剤の性能を予測し得る効率的な計算体系を求めるために著者らは4プロトタイプMOFs,即ち,M/DOBDC(M=Mg,Ni,Co,及びDOBDC=2,5-ジオキシド-1,4-ベンゼンジカルボン酸塩)及びCu-HKUST-1(HKUST-1=BTC=ベンゼン-1,3,5-トリカルボン酸塩)におけるCO2吸着のため実験エンタルピーに関して6つのvan der Waals(vdW)密度汎関数(DFT-D2,optB86b-vdW-DF,optB88-vdW-DF,optPBE-vdW-DF,revPBE-vdW-DF及びrPW86-vdW-DF)を評価したので報告する。従来のLDA(局所密度近似)及びGGA(一般化勾配近似)の方法だけが熱力学傾向を部分的に捕捉することが見出されるが,LDAではCO2の過剰結合,またGGAではCO2の過少結合を示す。既製のDFT-D2パラメータを用いるGGA交換相関エネルギーに半経験的C6R-6分散タームを加えると吸着エンタルピーと化合物全体の傾向の両方に改善をもたらすが,このアプローチでも実験データと比べて7kJ/モルCO2(実験ΔHの約18%)程のCO2の過少結合を示す。精度の向上には非経験的vdW-DFが有効で,特にrevPBE-vdW-DFは実験と比べてほんの2kJ/モルCO2(4%)の低い平均誤差で向上効果は大きい。この結果はMg/DOBDCにおけるCO2吸着の殆どのシミュレーション研究と良く一致する。CO2吸着の熱力学を正確に予測し得る効率的なvdW-DFの特定は最適な炭素捕捉材に対する計算スクリーニングを容易にするだろう。
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分類 (2件):
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吸着の電子論  ,  遷移金属錯体一般 
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