文献

J-GLOBAL ID：201202211405236220   整理番号：12A1717408

層状複水酸化物硝酸塩形態の限定された粒子のアニオン交換樹脂を用いる調製

Preparation of Finite Particles of Nitrate Forms of Layered Double Hydroxides by pH Adjustment with Anion Exchange Resin

著者 (5件)： NAITO Shota (Waseda Univ., Tokyo, JPN) ,  NITOH Konomi (Waseda Univ., Tokyo, JPN) ,  AYRAL Andre (Univ. Montpellier 2, Montpellier, FRA) ,  OGAWA Makoto (Waseda Univ., Tokyo, JPN) ,  OGAWA Makoto (Univ. Montpellier 2, Montpellier, FRA)
資料名： Industrial & Engineering Chemistry Research  (Industrial & Engineering Chemistry Research)
巻： 51  号： 44  ページ： 14414-14418  発行年： 2012年11月07日 
JST資料番号： C0385C  ISSN： 0888-5885  CODEN： IECRED  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 層状複水酸化物(LDHs)は鉱物学的関心が高いほか,その利用研究が広く行なわれている。ここでは,LDHs(MgAlとNiAl型)硝酸塩形態の,径100nm以下の板状粒子を,金属硝酸塩から,最近開発されたpH調整法で成功裡に合成し,XRD,TG-DTA,TEMなどでキャラクタリゼーションした。合成では,OH^-型イオン交換樹脂により,出発の酸性溶液を,水酸化物生成のための塩基性に転換した。LDHsの層間硝酸塩イオンは硫酸ドデシルなどのアニオンと交換し,インタカレーション化合物を形成する。このことは,ポリマ添加剤や薬剤キャリアとしてのLDHsの利用のさらなる検討に向けた,本法と本材料の可能性を示唆している。

シソーラス用語： *水酸化物 ,  *層状化合物 ,  *硝酸塩 ,  固体粒子 ,  マグネシウム化合物 ,  アルミニウム化合物 ,  *調整 ,  *キャラクタリゼーション ,  化学合成 ,  示差熱分析 ,  熱重量分析 ,  透過型電子顕微鏡 ,  イオン交換樹脂 ,  *層間化合物 ,  *形態形成
準シソーラス用語： *層状複水酸化物 ,  化学形態 ,  粒子形成 ,  *pH調整 ,  XRD分析 ,  TG-DTA ,  *インターカレーション化合物 ,  材料調製

分類 (2件)： 反応操作(単位反応)  (XE01040I) ,  合成鉱物  (CD01040K)

物質索引 (1件)： 硫酸ドデシル

タイトルに関連する用語 (5件)： 層状複水酸化物 ,  硝酸塩 ,  形態 ,  アニオン交換樹脂 ,  調製