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J-GLOBAL ID：201202211423624025   整理番号：12A0214937

2012年エネルギー・化学工業を展望する 合成繊維

著者 (1件)： 田村定義 (日本化学繊維協)
資料名： JETI  (JETI)
巻： 60  号： 1  ページ： 59-60  発行年： 2012年01月24日 
JST資料番号： F0013B  ISSN： 0289-4343  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿では,わが国の合成繊維産業の業況,合繊需要,化繊協会の主な活動を紹介した。合繊各社の4-9月の決算は総じて好調であった。東日本大震災,原燃料アップ,円高などのマイナス要因があったが,先進国経済がリーマンショックから緩やかな回復,新興国の成長などのプラス要因が大きかった。日本の合繊産業は,衣料品の9割が中国などからの輸入品に置き換わっているため,合繊各社は流行に左右され易い衣料用から,付加価値が高くかつ一定の数量が期待される産業資材用(自動車など)に軸が移ってきている。合繊需給は2008年を上回る水準に回復しているが,構造は大きく変わってきている。輸入は前年比11%増の135万tとなった。内需も前年比11%増の166万tと推移している。ポリエステルF,ナイロンF,アクリルSについては個別に動向を概説した。化繊協会の主な活動として,統計整理,業界情報,海外業界団体との交流,技術開発情報の発信,大学・研究機関との情報交換,成長市場・環境関連・通商関連情報の発信などを行い,事業活動を支援している。

シソーラス用語： *合成繊維 ,  震災 ,  *需要動向 ,  価格 ,  エネルギーコスト ,  国際化 ,  経営戦略 ,  貿易 ,  衣服 ,  *付加価値 ,  *工業用布 ,  自動車 ,  ポリエステル繊維 ,  ナイロン繊維 ,  アクリル繊維 ,  フィラメント ,  統計 ,  情報管理 ,  情報配布 ,  情報交換 ,  日本
準シソーラス用語： 情報発信 ,  東日本大震災 ,  燃料価格

分類 (2件)： 半合成・合成繊維  (YM03030K) ,  マーケティング  (KA06020W)

タイトルに関連する用語 (4件)： エネルギー ,  化学工業 ,  展望 ,  合成繊維