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J-GLOBAL ID：201202211506569719   整理番号：12A0858478

グラフェン及びグラファイト上に吸着したペプチドの構造

Structure of a Peptide Adsorbed on Graphene and Graphite

著者 (7件)： KATOCH Jyoti (Univ. Central Florida, Florida, USA) ,  KIM Sang Nyon (Air Force Res. Lab., Ohio, USA) ,  KUANG Zhifeng (Air Force Res. Lab., Ohio, USA) ,  FARMER Barry L. (Air Force Res. Lab., Ohio, USA) ,  NAIK Rajesh R. (Air Force Res. Lab., Ohio, USA) ,  TATULIAN Suren A. (Univ. Central Florida, Florida, USA) ,  ISHIGAMI Masa (Univ. Central Florida, Florida, USA)
資料名： Nano Letters  (Nano Letters)
巻： 12  号： 5  ページ： 2342-2346  発行年： 2012年05月 
JST資料番号： W1332A  ISSN： 1530-6984  CODEN： NALEFD  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ペプチドを用いたグラフェンの非共有性官能化は高い感度と選択性を持った新しいセンサを作製するための新しい方法として有望である。ここでは,ペプチドのグラフェン及びグラファイトへの結合挙動を,原子間力顕微鏡,Raman分光,FTIR及び分子動力学を用いて研究した。ファージディスプレイによりグラファイトへの親和性が同定されているドデカマーペプチドを用いた。光学顕微鏡によれば,ペプチドは粉状態及び水溶液中の両方で二次構造を示した。粉状態における支配的な構造はαヘリックスであり,それは水溶液中において歪んだヘリックス構造へ転移する。グラフェン及びグラファイトへの吸着によりペプチドは複雑な網状構造を形成し,それは表面との相互作用によりαヘリックスとは異なるヘリックス形態を有する。観察結果は分子動力学計算と一致し,この研究は定義された構造,従って機能を持った生体分子によるグラフェンの理性的な官能化への途を開くものである。

シソーラス用語： *ペプチド ,  遺伝学実験技術 ,  *グラファイト ,  *親和性 ,  *吸着 ,  *表面構造 ,  原子間力顕微鏡 ,  Raman分光法 ,  FTIR分光法 ,  分子動力学 ,  二次構造 ,  ヘリックス構造 ,  形態
準シソーラス用語： Raman分光 ,  αヘリックス ,  ファージディスプレイ ,  *吸着構造

分類 (2件)： 分子構造  (EB03020Y) ,  物理的手法を用いた吸着の研究  (CB12043P)

物質索引 (1件)： Gly-L-Ala-L-Met-L-His-L-Leu-L-Pro-L-Trp-L-His-L-Met-Gly-L-Thr-L-Leu-OH

タイトルに関連する用語 (4件)： グラフェン ,  グラファイト ,  吸着 ,  ペプチド