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J-GLOBAL ID:201202211524666381   整理番号:12A1191000

トルコにおける水牛乳および乳製品中のメチシリン耐性Staphylococcus aureusおよびメチシリン耐性Staphylococcus intermediusの発生および種々の特性の調査

A survey of the occurrence and properties of methicillin-resistant Staphylococcus aureus and methicillin-resistant Staphylococcus intermedius in water buffalo milk and dairy products in Turkey
著者 (5件):
資料名:
巻: 65  号:ページ: 416-422  発行年: 2012年08月 
JST資料番号: E0057A  ISSN: 1364-727X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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メチシリン耐性Staphylococcus aureus(MRSA)の感染拡大問題がヒト医学および家畜衛生において追加の感染制御問題となってきた。MRSAは一般的にヒト病原菌であるが,分子タイピングによりある種のクローンはヒトおよび動物の間で広く分散していることが分かったことが報告されている。欧州抗菌剤耐性サーベイランスシステム(EARSS)の調査では欧州の病院でのMRSAの発症が2001から2006年の間で増加していることを報告している。さらに,現在では,病院のみならず未殺菌乳および未殺菌乳製品の摂取から感染するMRSAにも関心が集まっている。一方,近年のヒトの生活でのイヌとの接近によりイヌに常在するStaphylococcus intermediusのヒトへの感染にも関心が集まっている。ここでは,トルコにおける未殺菌水牛乳および乳製品から単離されたS. aureusおよびS. intermediusのメチシリン耐性,β-ラクタマーゼ活性およびmecA遺伝子について検討した。実験の結果,すべての単離した菌株は最低1種類の抗生物質に対して抵抗性を有していたが,バンコマイシンに対して抵抗性はなかった。97株のS. aureusおよび35株のS. intermediusのうち,各々,9株(9.2%)および2株(5.7%)がオキサシリンおよびmecA遺伝子に抵抗性があった。β-ラクタマーゼ活性を有するのはS. aureusの13.4%,S. intermediusの5.7%であった。種々の実験の結果,水牛乳中の2.5%および乳製品中の0.55%がMRSAおよびメチシリン耐性S. intermediusに汚染されていることが分かった。
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
畜産食品一般  ,  食品の汚染  ,  その他の汚染原因物質  ,  微生物検査法 

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