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J-GLOBAL ID:201202211535248816   整理番号:12A1160832

二年子のタイセイヨウサケにおける遺伝子発現に及ぼすノニルフェノールの影響

The effect of nonylphenol on gene expression in Atlantic salmon smolts
著者 (2件):
資料名:
巻: 122-123  ページ: 36-43  発行年: 2012年10月15日 
JST資料番号: B0823B  ISSN: 0166-445X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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タイセイヨウサケ(Salmo salar)における幼魚から二年子への変態は,海水へ移動し,海水中で生息するための能力を完結させる複雑な発育過程である。ノニルフェノールのような環境汚染物質の曝露は,二年子の発育を撹乱する可能性があり,サケ個体数の減少に寄与する因子であるかも知れない。著者らは,GRASP 16K cDNAマイクロアレイ法を用いて二年子のタイセイヨウサケにおける遺伝子発現に及ぼすノニルフェノールの影響を調べた。ノニルフェノールの曝露は,鰓のNa+/K+-ATPアーゼ活性ならびに血漿中のコルチゾール及びトリヨードチロニン濃度を減少させた。鰓,肝臓,嗅神経ロゼット,視床下部及び下垂体における転写応答を調べた。124種の特徴ある発現がノニルフェノール曝露魚の肝臓において有意に変化したが,他の組織においては転写影響をほとんど認めなかった。蛋白質の生合成,ヒダ形成,修飾,輸送及び異化,ヌクレオソームの組み立て,細胞周期,細胞分化,微細管による運動,電子伝達ならびにストレスに対する応答に関わる遺伝子のmRNA存在量がノニルフェノール処置魚において増加した。本研究は,二年子に及ぼすノニルフェノールの影響についての著者らの理解を広げ,また生物標識の開発に対して潜在的標識を提供するものである。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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動物に対する影響  ,  その他の汚染原因物質 
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