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J-GLOBAL ID：201202211559678706   整理番号：12A1519070

カッサバパルプと豚糞尿を消化する嫌気性反応器の微生物群集構造と性能

Microbial community structure and performance of an anerobic reactor digesting cassava pulp and pig manure

著者 (4件)： PANICHNUMSIN P. (King Mongkut’s Univ. Technol. Thonburi, Bangkok, THA) ,  AHRING B. (Copenhagen Inst. Technol., Ballerup, DNK) ,  NOPHARATANA A. (King Mongkut’s Univ. Technol. Thonburi, Bangkok, THA) ,  CHAIPRASERT P. (King Mongkut’s Univ. Technol. Thonburi, Bangkok, THA)
資料名： Water Science & Technology  (Water Science & Technology)
巻： 66  号： 7  ページ： 1590-1600  発行年： 2012年 
JST資料番号： A0070A  ISSN： 0273-1223  CODEN： WSTED4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： タイ国のカッサバ澱粉生産で大量に発生するカッサバパルプ(CP)の嫌気性消化によるバイオガス生産効率は低いので,豚糞尿(PM)と共消化する研究を行った。CPとPM各単独とこの混合物を嫌気性消化する連続撹拌槽反応器(CSTR)中の微生物群集構造を,PCR-DGGE法による16S rDNAクローンライブラリーと系統発生分析を用いて調べた。細菌のクローンライブラリ解析から,すべての基質でBacteroidetesが最も豊富で,続いてClostridiaであったが,基質タイプによって群集構造が異なることが判った。微生物多様性はCPとPMが50:50の混合基質が最も高く,CP単独の多様性が最も低かった。古細菌も基質タイプによって変化し,Methanosaeta sp.が主であった。CPとPMの共消化による多様な微生物の相互作用によって,メタン収量が向上した。

シソーラス用語： 産業廃棄物 ,  カッサバ ,  タピオカ ,  *家畜糞尿 ,  *嫌気性処理 ,  バイオガス ,  *ミクロフローラ ,  PCR法 ,  ゲル電気泳動 ,  DNA【核酸】 ,  遺伝子ライブラリー ,  解析 ,  細菌 ,  *生化学的廃棄物処理 ,  古細菌 ,  メタン生成細菌 ,  生物多様性 ,  *食品副産物 ,  アルカン ,  食品廃棄物 ,  汚泥消化
準シソーラス用語： スラッジ消化 ,  16S rDNA ,  Bacteroidetes ,  Clostridia ,  Methanosaeta ,  PCR-DGGE法 ,  *カッサバパルプ ,  クローンライブラリー ,  *共消化 ,  系統発生分析 ,  *豚糞尿 ,  *微生物群集構造 ,  微生物多様性

分類 (4件)： 廃棄物処理  (FJ02024G) ,  資源回収利用  (SC05060V) ,  生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y) ,  微生物形態学・分類学  (EG03030Y)

物質索引 (1件)： メタン

タイトルに関連する用語 (7件)： サバ ,  パルプ ,  豚糞尿 ,  消化 ,  嫌気性 ,  反応器 ,  微生物群集構造