文献

J-GLOBAL ID：201202211569934298   整理番号：12A1462734

熱硬化性樹脂:トレンドを概観する

Thermoset resins: overview on trends

資料名： JEC Composites Magazine  (JEC Composites Magazine)
号： 75  ページ： 22-23  発行年： 2012年08月 
JST資料番号： D0765C  ISSN： 1639-965X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： フランス (FRA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 熱硬化性樹脂の消費量は,熱可塑性樹脂の高い成長率にもかかわらず,増加し続けている。次世代の熱硬化性樹脂は更に環境に優しくなければならず,それは「グリーン洗浄」なんてもんではないのだ。新たな規則に対応するために実施される研究開発に因り,硬化性樹脂はさらに益々「グリーン」になる傾向がある。熱可塑性プラスチックは,主としてそれらが自動化プロセスにより適しており,貯蔵問題を考える必要がない,そして更に再生利用解を提供するといわれている理由で,硬化性樹脂を上回る市場占拠率を獲得しつつある。しかしながら,硬化性樹脂は未だ多くの優位性を持っており,生産者はR&D努力を継続しつつある。技術革新によって,低公害でスチレン不含樹脂は現場作業者と環境の両方に明らかにプラス影響があった。バイオベースの樹脂は,それらの石油化学対応物よりは未だ少し高価であるけれども,今ではもっと簡単に入手できる。AkzoNobel社とDSM社からCo不含のBluCure^TM等の新しい触媒が最近開発された。これはより「グリーン」な解の他の事例である。熱硬化性樹脂のリサイクリングと回収は未だに関心があるが,プレイヤーは効果的な解決策を見いだすために共同研究せねば成らない事実に強く気付いている。

シソーラス用語： *複合材料 ,  *熱硬化性プラスチック ,  *予測 ,  熱可塑性プラスチック ,  成長率 ,  グリーンケミストリー ,  法規制 ,  研究開発 ,  自動化 ,  適応性 ,  シェルフライフ ,  *リサイクル ,  市場占拠率 ,  技術革新 ,  不飽和ポリエステル ,  ビニルエステル樹脂 ,  エポキシ樹脂 ,  バイオテクノロジー ,  *触媒 ,  *有用物質回収 ,  対策 ,  研究 ,  芳香族炭化水素 ,  ビニル化合物
準シソーラス用語： 解決策 ,  共同研究 ,  再生利用 ,  *消費動向

分類 (4件)： ポリエステル,アルキド  (YH07070P) ,  エポキシ樹脂  (YH07040I) ,  資源回収利用  (SC05060V) ,  触媒反応一般  (CB06080F)

物質索引 (1件)： スチレン

タイトルに関連する用語 (2件)： 熱硬化性樹脂 ,  トレンド