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J-GLOBAL ID:201202211604652870   整理番号:12A0813799

ArabidopsisにおいてPIP2;5アクアポリンの過剰発現は細胞の透水率と成育に及ぼす低い根の温度の影響を緩和する

Overexpression of PIP2;5 Aquaporin Alleviates Effects of Low Root Temperature on Cell Hydraulic Conductivity and Growth in Arabidopsis
著者 (5件):
資料名:
巻: 159  号:ページ: 479-488  発行年: 2012年05月 
JST資料番号: C0606A  ISSN: 0032-0889  CODEN: PLPHA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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低い土壌温度は植物の成長と収量を制約する主要な因子である。野生型のArabidopsis thalianaと細胞膜内在性膜蛋白質(PIP)1;4とPIP2;5を過剰発現する植物の間で成長と根の細胞の水輸送に及ぼす低い根の温度の影響を比較した。根の温度を25°Cから10°Cに低下すると,野生型植物においては細胞の透水率(Lp)は急速に低下したが,PIP1;4/2;5を過剰発現する植物のLpは変化がなかった。同様に野生型植物の根を10°Cに1日曝すと,25°Cの場合よりLpが低下したが,PIP1;4/2;5過剰発現植物の場合には低温の影響はなかった。根を10°Cに5日曝すと,野生型およびPIP1;4を過剰発現する植物のLpは低下したが,PIP2;5過剰発現植物の場合には影響がなかった。これらの結果は,PIP1;4の開閉機構の長期低温に対する感受性がPIP2;5より高いことを示し,Arabidopsisにおける低温度下の根の成長とアクアポリンに仲介される根の水輸送がリンクしている証拠を提供した。
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物生理学一般  ,  遺伝子発現  ,  蛋白質・ペプチド一般  ,  細胞膜の輸送 

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