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J-GLOBAL ID:201202211649309980   整理番号:12A0526725

温帯の落葉樹種Populus tremulaの秋季の老化中におけるイソプレン放出能力は環境の改変に順応できるか?

Can the capacity for isoprene emission acclimate to environmental modifications during autumn senescence in temperate deciduous tree species Populus tremula?
著者 (3件):
資料名:
巻: 125  号:ページ: 263-274  発行年: 2012年03月 
JST資料番号: G0618A  ISSN: 0918-9440  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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晩夏から集中的落葉期までのPopulus tremulaにおける温度や内生的老化に誘導される修正による放出制御に対する知見を得るために,イソプレン放出(Φisoprene)と葉の光合成速度(A),イソプレン前駆体ジメチルアリル二リン酸(DMADP)および窒素と炭素含量の変化を調べた。細胞壁ペクチンの分解の特徴であるメタノールの放出についても調べた。約15°C(低温ストレス)という外界温度の急速な低下に応答して,初期値の60-70%というΦisopreneとAの急速な低下が観察された。老化の後期はΦisopreneとAのさらなる低下および同時的窒素含量の大きな低下と関係していた。しかし,温度の一時的上昇中にAおよび特にΦisopreneは部分的に回復した。老化中のΦisopreneの変化は先行する日の平均温と関係し,6日間の平均温度の場合に最高の分散が観察された。この研究を通して,メタノールの放出は小さかったが,大きなメタノール放出は葉の黄化や離脱と関係していた。全体的にこれらのデータは,イソプレン放出能力が老化葉においても環境条件に対して調節できるが,季節中期と比べて応答が低くストレスに影響されることを示した。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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植物に対する影響  ,  森林植物学  ,  光合成 
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