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J-GLOBAL ID:201202211723915951   整理番号:12A0170801

混合系統キナーゼ領域様蛋白質はRIP3キナーゼのネクローシスシグナル伝達下流を媒介する

Mixed Lineage Kinase Domain-like Protein Mediates Necrosis Signaling Downstream of RIP3 Kinase
著者 (17件):
資料名:
巻: 148  号: 1-2  ページ: 213-227  発行年: 2012年01月20日 
JST資料番号: A0707B  ISSN: 0092-8674  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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受容体共役セリン-トレオニンキナーゼ3(RIP3)はプログラムネクローシス(ネクロトーシス)経路における主要シグナル伝達分子である。この経路は発生,組織損傷応答,抗ウイルス免疫を含む様々な生理学的条件と病理学的条件で重要な役割を果たす。本稿で,著者らは,RIP3活性化のネクローシス下流を特異的に遮断する(E)-N-(4-(N-(3-メトキシピラジン-2-イル)スルファモイル)フェニル)-3-(5-ニトロチオフェン-2-イル)アクリルアミド(以下,ネクロスルホンアミドと称する)と呼ばれる低分子の同定について報告している。ネクロスルホンアミド由来の親和性プローブ,ならびに抗RIP3抗体を使用した免疫共沈降の双方により,混合系統キナーゼ領域様蛋白質(MLKL)を相互作用標的として同定した。MLKLはトレオニン357残基とセリン358残基でRIP3によってリン酸化される。これらのリン酸化事象はネクローシスにとって非常に重要である。ネクロスルホンアミドによる細胞の処理またはMLKL発現のノックダウンにより,細胞内でRIP3が分離点を形成した特定段階でネクローシスを停止させた。これらの研究結果はMLKLをキナーゼRIP3のネクローシスシグナル伝達下流の主要メディエーターとして意味付けるものである。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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生物学的機能  ,  細胞生理一般 
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