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J-GLOBAL ID：201202211731326582   整理番号：12A0733636

食用動物中の有機リン及びカルバメート化合物によるアセチルコリンエステラーゼ阻害のin vitroでの動力学的キャラクタリゼーション(特性の把握)

In vitro kinetic characterization of inhibition of acetylcholinesterase by organophosphate and carbamate compounds in food animals

著者 (3件)： ASKAR Kasim Abass (Univ. Plymouth, Plymouth, GBR) ,  KUDI A. Caleb (Univ. Plymouth, Plymouth, GBR) ,  KUDI A. Caleb (Ahmadu Bello Univ., Kaduna State, NGA)
資料名： Toxicological and Environmental Chemistry  (Toxicological and Environmental Chemistry)
巻： 94  号： 3-4  ページ： 596-604  発行年： 2012年03月 
JST資料番号： D0907A  ISSN： 0277-2248  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 食用動物(ヒツジ,ヤギ,ブタ)における,有機リン化合物ジクロロボス(DV)とダイアジノン(DN)及びカルバメート化合物カルバリルのアセチルコリンエステラーゼ(AChE)阻害の動態を調べた。半数阻害濃度(IC₅₀)はDV及びDNよりもカルバリルの方が高く,肝臓では約3~4倍,筋肉では4~6倍であった。阻害でAChEの活性が半減する時間は4~16分の範囲であり,肝臓では豚>山羊>羊,また筋肉では山羊>羊>豚の順に短くなっていた。AChE阻害の速度定数は,肝臓では43×10^-3~168×10^-3/分,及び筋肉については46×10^-3~115×10^-3/分の範囲であった。肝臓で残存するAChE活性は非常に小さかった(約6%以下)が,筋肉では肝臓での活性よりも大きかった。

シソーラス用語： 農薬汚染 ,  *有機リン系殺虫剤 ,  *カーバメート系殺虫剤 ,  *神経毒性 ,  アセチルコリンエステラーゼ ,  酵素阻害 ,  家畜 ,  in vitro実験 ,  動力学 ,  フェノール類 ,  カルバミド酸エステル ,  芳香族縮合化合物 ,  エノール ,  脂肪族アルコール ,  脂肪族塩素化合物 ,  無機酸エステル ,  窒素複素環化合物

分類 (3件)： 有機化合物の毒性  (GZ02030Y) ,  動物に対する影響  (EE05040R) ,  農薬  (SB05030L)

物質索引 (3件)： カルバリル ,  ジクロロボス ,  ダイアジノン

タイトルに関連する用語 (7件)： 動物 ,  カルバメート ,  アセチルコリンエステラーゼ ,  阻害 ,  動力学 ,  キャラクタリゼーション ,  把握