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J-GLOBAL ID：201202211733986903   整理番号：12A0833398

転動疲労特性に対する微粒子高硬さショットピーニング条件の最適化

著者 (5件)： 小林祐次 (新東工業) ,  後和大輔 (新東工業) ,  辻俊哉 (新東工業) ,  關正憲 (岡山大 大学院) ,  當舎勝次 (明治大)
資料名： 砥粒加工学会誌  (Abrasive Technology)
巻： 56  号： 6  ページ： 414-418  発行年： 2012年06月01日 
JST資料番号： L0473A  ISSN： 0914-2703  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,ショットピーニング後の表面粗さを低下させる目的で直径100μm以下の微細なショットが開発されている。本研究では,微粒子かつ高い硬さを有するショットを使ったショットピーニング条件の最適化を目的とし,真空浸炭材に対し各種ショットピーニング条件で処理を行った。評価項目は,残留応力分布,硬さ分布,表面粗さ,削食量である。また,各種評価項目が面圧疲労強度に与える影響を検討する目的で,転動疲労試験を行った。その結果,微粒子高硬さショットを使用するショットピーニング条件としては,表面粗さが低く,表面削食量が少ない投射条件において,転動疲労寿命特性がよいことが明らかになった。(著者抄録)

シソーラス用語： *ショットピーニング ,  *微粒子 ,  *粒状材 ,  肌焼鋼 ,  加工条件 ,  *疲れ強さ ,  *疲れ試験 ,  硬度 ,  表面粗さ ,  疲れ寿命 ,  *疲れ ,  接触 ,  残留応力
準シソーラス用語： *ショット ,  *精密ショットピーニング ,  *転がり接触疲れ ,  転がり疲れ ,  *転動疲労試験

分類 (1件)： 熱的操作によらぬ硬化  (WC04080O)

引用文献 (6件)：

• ショットピーニング技術協会編. ショットピーニングの方法と効果. 1997, 3
• ISHIKURA, Ryouhei. Research on Relationship between Surface Microstructure in Carburized Steels and Maximum Residual Stress Induced by Shot Peening. Denkiseiko. 2008, 79, 25
• SAWADA, Toshiyuki. Effects of Amount of Boron Addition on Properties of Gas Atomized Fe-Cr-B Powder for Shot Peening. J. Japan Inst. Metals. 2009, 73, 5, 401
• 高硬度ショット材. 特許公開2009-263756. 2009
• 内藤武志. 歯車の浸炭熱処理. 2010, 4, 87, 99

タイトルに関連する用語 (5件)： 疲労特性 ,  微粒子 ,  硬さ ,  ショットピーニング ,  最適化