抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
基礎的なディーゼル燃焼の数値解析結果を基に,いつどこで局所汚染物質が生成されるかを解説した。雰囲気圧力2.7MPa,雰囲気温度970K,噴射圧力73MPa,燃料噴射量16mg,燃料組成ヘプタン80%,トルエン20%について数値解析を行った。燃焼場で形成されるNOxの大部分はNOである。温度とNOの分布をあわせて考えると,NOは高温の反応帯で生成されるサーマルNOである。Sootは,燃料由来,あるいは不飽和の炭化水素から生成された多環芳香族が前駆体となり,炭素数100程度で核形成し,その後表面成長する。シリンダ内で粒子状物質の核となるSootを酸化し尽くすことが粒子状物質対策にとって重要である。