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J-GLOBAL ID：201202211810799542   整理番号：12A1454871

食品加工の環境にいる細菌

Bacteria in the food production environment

著者 (3件)： LANGSRUD Solveig ,  MORETRO Trond ,  HEIR Even
資料名： Food Science & Technology  (Food Science & Technology)
巻： 26  号： 3  ページ： 26-30  発行年： 2012年09月 
JST資料番号： W0217A  ISSN： 1475-3324  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 食品加工の環境において生残する細菌は表面に付着したりバイオフィルムを形成して清掃や洗浄,消毒剤に高い抵抗性を示すものが多い。また,低温やほとんど栄養分のない場所で増殖したり,他の細菌を阻害するなどの競合的な特性で優先度を高める細菌もある。乾燥したニッチ,あるいは乾期に生残することが環境によっては有利に働く。従って,食品加工の環境において生残及び増殖する細菌を制御するのに必要な手段は,1)水,栄養,細菌が蓄積するようなニッチを避けた機器の衛生的な設計;2)抗汚染/抗菌材料の使用と細菌の付着を防止するために製造終了後に直ちに清掃を行うこと;3)製造中/後に表面から細菌,栄養及び水を機械的/化学的に除去すること,低温及び低湿度は細菌のコミュニケーション(クオラムセンシング)を阻害してバイオフィルム形成を防ぐ。4)完全な清掃後に化学的/加熱除菌を行い懸濁及び付着細菌を除去する。いろいろな方法を交替して実施して耐性菌の除去に努める。乳酸菌の食品加工の環境における有効利用について提案されているが食品工業の活用例はないようである。

シソーラス用語： *食品加工 ,  *食品工業 ,  *細菌 ,  食品衛生 ,  食品汚染 ,  除菌 ,  乳酸菌 ,  殺菌薬 ,  増殖 ,  耐性菌
準シソーラス用語： クオラムセンシング ,  ニッチ ,  バイオフィルム形成 ,  消毒剤 ,  生残

分類 (3件)： 食品工業一般  (FJ02010F) ,  食品の汚染  (FJ01053P) ,  工場衛生・衛生工学一般  (FJ02021H)

タイトルに関連する用語 (3件)： 食品加工 ,  環境 ,  細菌