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J-GLOBAL ID:201202211822309958   整理番号:12A1079573

一酸化炭素の酸化パラジウム自由クラスタとの反応 吸着と燃焼間のサイズに強く依存する競合

Reactions of carbon monoxide with free palladium oxide clusters: strongly size dependent competition between adsorption and combustion
著者 (3件):
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巻: 14  号: 26  ページ: 9364-9370  発行年: 2012年07月14日 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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パラジウム酸化物クラスタによるCO酸化とCO2解放機構の,クラスタサイズ依存性を研究した。測定は,COのパラジウム小クラスタPdx+(x=2~7)およびその酸化物PdxO+(x=2~7)とPdxO2+(x=4~6)との気相反応を,多重衝下の高周波八重極イオントラップ質量分析により行った。パラジウム小クラスタは容易にCOを吸着し,サイズに依存した吸着パターンを示した。酸化パラジウムクラスタでは酸素を放出して効率的にCOを酸化し,更にCOを吸着してPdx(CO)z+と同様の生成物分布をもたらした。このCO燃焼反応は,100k以下の低温度においても観察された。一方,これらの中でPd2O+,Pd6O+,Pd6O2+,Pd7O+では競争反応チャネルにより酸化パラジウムカルボニルPdxO(CO)z+を生成した。この場合,吸着反応はCO燃焼を阻止する可能性さえあり,これらクラスタ上でのCO酸化あるいはCO2除去の高い活性化障壁が問題となることを述べた。
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分類 (3件):
分類
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均一系触媒反応  ,  酸化,還元  ,  コロイド化学一般 

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